あしがらさんのこと

2016.07.05 Tuesday

映画「あしがらさん」の主役である、あしがらさんこと神保さんが、6月26日にお亡くなりになりました。

昭和7年の生まれと聞いていましたので、83歳にはなっていたと思います。


昨年2月にスープの会のグループホームから、新宿区内の特別養護老人ホームに移られていました。

今年に入ってご兄弟と連絡がついて、面会にいらしたそうです。
神保さんもひと目でご兄弟のことがわかり、驚き、喜んでいたと聞きました。

亡くなる前にご兄弟にお会いできて本当によかったと思います。

 

僕が神保さんに初めて会ったのは1996年でしたので、今年でちょうど20年となります。
今月のローポジション10周年記念の上映イベントでは「あしがらさん」も上映します。
追悼上映のようになってしまい、とても複雑な心境です。

 

映画を観てくれた方からはいつも、「あしがらさんはいまどうしていますか?」と聞かれます。

あの過酷な暮らしを経たうえで、よく長生きされたと思います。

 

僕は神保さんとのかかわりを通じて、多くのことを学びました。

映画を通じて、それを多くの方と共有させて頂きました。
お会いできたことにあらためて感謝し、ご冥福をお祈りします。

 

                        飯田基晴

 

 

 


 

特集上映 「ハマのドキュメンタリー映画作家たち」

2016.06.04 Saturday

映像グループ ローポジションを立ち上げて、今年でちょうど10年になります。

一緒に作品を作った宍戸大裕さん・古居みずえさん、
横浜在住の作り手仲間・土井敏邦さん・三浦淳子さん・中村高寛さん、
ご近所の横浜シネマリンにもご協力いただき、10周年を記念した上映イベントを行います。

計13作品を7つのテーマで新たに捉えなおし、トークを交え、7日間にわたって上映します。

初日の7/16には交流会も予定しております。
ぜひご参加頂けましたら幸いです。




7つのテーマで7日間、「今・ここ・私たち」を見つめる。
映像グループ ローポジション10周年を記念して、
ローポジション製作の長編ドキュメンタリー作品7本に、
横浜在住のドキュメンタリー作家3名の6作品を加え、計13本の特集上映です。


日時:2016年7月16日(土)〜7月22日(金) 午後2〜3回上映
場所:横浜シネマリン
料金:一般1,200円 シニア/学生/障がい者1,000円 3回券3,000円
主催:映像グループ ローポジション
協力:横浜シネマリン土井敏邦、中村高寛、三浦淳子、宍戸大裕、古居みずえ
助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2016

<上映作品>
全13作品(12プログラム)
あしがらさん』2002年/73分 監督:飯田基晴
フツーの仕事がしたい』2008年/70分 監督:土屋トカチ
犬と猫と人間と』2009年/118分 監督:飯田基晴
タケオ ダウン症ドラマーの物語』2011年/76分 監督:常田高志
逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』2012年/74分 監督:飯田基晴
犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』2013年/104分 監督:宍戸大裕
飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』2016年/95分 監督:古居みずえ
※以上、映像グループローポジション製作(制作協力も含む)

“記憶”と生きる』(147分版) 2015年/147分 監督:土井敏邦
異国に生きる 日本の中のビルマ人』2012年/100分 監督:土井敏邦
さなぎ〜学校に行きたくない〜』2012年/103分 監督:三浦淳子
孤独の輪郭』1996年/53分 +『枇杷の実待ち』2004年/33分 監督:三浦淳子(同時上映)
ヨコハマメリー』2006年/92分監督:中村高寛




<上映スケジュール>
●7/16(土)「
路上
12.30〜『あしがらさん』
14.10〜『ヨコハマメリー』
15.50〜 トークショー 飯田基晴×中村高寛

●7/17(日)「
働く
12.30〜『フツーの仕事がしたい』
14.10〜『異国に生きる 日本の中のビルマ人』
16.00〜 トークショー 土屋トカチ×土井敏邦

●7/18(月・祝)「
成長
12.30〜『タケオ ダウン症ドラマーの物語』
14.10〜『さなぎ 〜学校に行きたくない〜』
16.00〜 トークショー 常田高志×三浦淳子

●7/19(火)「
ローポジ初期作
12.30〜 『あしがらさん』
14.00〜 『フツーの仕事がしたい』
15.25〜 『タケオ ダウン症ドラマーの物語』

●7/20(水)「
記憶
12.30〜 『枇杷の実待ち』+『孤独の輪郭』 
※上映順は「琵琶の実待ち」が先になります。(7/6追記)
14.05〜 『”記憶”と生きる』
16.35〜 トークショー 三浦淳子×土井敏邦

●7/21(木)「
人間と動物
12.30〜 『犬と猫と人間と』
14.45〜 『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』
16.35〜 トークショー 飯田基晴×宍戸大裕

●7/22(金)「
原発事故
12.30〜 『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』
14.10〜 『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』
15.55〜 トークショー 飯田基晴×古居みずえ

■7.19(火)上映後は、飯田基晴×常田高志×土屋トカチによる舞台挨拶がございます。
■トークショーは、特集上映当日券お持ちの方はご入場いただけます。

『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』上映&ゲストスケジュール

2016.05.13 Friday

飯田です。『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』の公開が始まり、今日で1週間。
おかげさまでとても評判がよく、順調に広がっています。

今後の上映スケジュールは以下のとおりです。
様々なゲストもお招きしており、15日には私も出演します。
ご都合つくところで、ぜひ劇場まで足を運んで頂けましたら幸いです。

<ポレポレ東中野>
5/14(土)〜6/3(金) 14:40〜
http://www.mmjp.or.jp/pole2/

☆公開記念トークショー実施中☆

5/14(土)柳澤秀夫(NHKあさイチキャスター)×古居みずえ

5/15(日)飯田基晴(映画監督・本作プロデューサー)×古居みずえ

5/20(金)渡辺えり(俳優・劇作家)×古居みずえ

5/21(土)堀切さとみ(映画監督)×古居みずえ

5/22(日)鎌仲ひとみ(映画監督)×古居みずえ

5/28(土)白石草(OurPlanet TV)×古居みずえ

5/29(日)木内みどり(女優)×古居みずえ

※すべて14:40の回上映後

<横浜シネマリン>
6/4(土)〜6/10(金)10:30〜
6/11(土)〜6/17(金)18:35〜
6/18(土)〜6/24(金)12:50〜

6/4(土)、5(日) は古居みずえ監督&菅野榮子さん(出演者)舞台挨拶
5(日)は音声ガイドつき上映
www.cinemarine.co.jp/

<名古屋シネマテーク>
7月公開 http://cineaste.jp

<大阪・第七藝術劇場>
夏公開 http://www.nanagei.com/

『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』

<作品紹介>
菅野榮子(かんの・えいこ)さんは79歳。地元の自然を愛し、家族とともに懸命に働いてきた。孫に囲まれた幸せな老後を送るはずが、原発事故で一転する。榮子さんが暮らす福島県飯舘村は全村避難となり、ひとりで仮設住宅で暮らすことになったのだ。支えは友人の菅野芳子(よしこ)さん。「ばば漫才」と言いながら冗談を飛ばし、互いを元気づける。畑を借り、様々な野菜を植えて農作業に精を出す。村の食文化が途絶えぬよう、各地で味噌や凍み餅の作り方を教える。飯舘村では除染作業が始まった。しかし未だに高い放射線量、変わり果てた風景・・・。先の見えぬ不安を語り合い、泣き笑いながら、ふたりでこれからを模索していく。

<作品データ>
監督:古居みずえ
プロデューサー 飯田基晴、野中章弘
製作:映画「飯舘村の母ちゃん」制作支援の会
配給 映像グループ ローポジション
2016 年/95 分/HD/ドキュメンタリー
公式サイト www.iitate-mother.com