久しぶりの「あしがらさん」上映会!

2010.10.15 Friday

飯田です。
昨日、北海道での上映会から帰ってきました。
さて、来月久しぶりに「あしがらさん」の上映会が川崎で行なわれます。
北村年子さんと一緒にお話させてもらうのも、かなり久しぶりになりますので、今から楽しみです。
会場の大ホールは600人も入れるところだそうですし、入場無料!ですので、ご都合つく方はぜひぜひお気軽に足をお運びください。

【高津市民館 公開講座】
●映画「あしがらさん」上映会
 飯田基晴監督と北村年子氏(ルポ・ライター)の対談

日時:11月9日(火)18:00開場 18:30開演(20:30終演予定)
場所:高津市民館12階大ホール 川崎市高津区溝口1−4−1
問合せ:044-814-7603
参加費:無料

ビルマVJ

2010.07.28 Wednesday




飯田です。
遅ればせながら昨日、ドキュメンタリー映画「ビルマVJ 消された革命」を横浜ジャック&ベティで鑑賞した。
ビルマ人のビデオジャーナリストたちが自らの命をかけて、2007年9月に同国内で起きた反政府デモの様子を記録し、世界に発表した。
これはその映像を再構成して作られた映画だ。

軍事政権が民主化運動を弾圧する中で、立ち上がる僧侶たち。
その姿に勇気付けられ、ともに街を歩く市民の姿。
この映画の副題である「消された革命」という言葉が象徴的だ。
街の通りを人々が埋め尽くし、革命前夜の高揚感が伝わってくる様は感動的ですらある。
しかし、非武装で平和に進むデモに対して、軍隊が発砲し参加者を次々に逮捕していく。
日本人ジャーナリスト長井健司さんが射殺された様子も描かれている。
そして、民主化への革命が消されていく。
デンマーク人の監督たちは、再現映像も使いながら、現場の臨場感が伝わってくるようなドラマティックなかたちで再構成している。その作り込みは見事なほどだ。
好みが分かれるところかもしれないが、結果として、観る人を選ばずに幅広く観てもらえる作品に仕上がっていると思う。
多くの人に観てもらいたい、とても意義ある作品だと思った。
「ビルマVJ 消された革命」公式サイト http://www.burmavj.jp/

ネコを探して その2

2010.06.18 Friday

飯田です。
昨日に続き、『ネコを探して』 http://www.neko-doko.com/
というドキュメンタリー映画について書きます。

この映画は、個性豊かなかわいい猫たちがたくさん登場する、フランスのエスプリが聞いたオシャレな映画です。

という説明だけで、この映画を観たいと思ってくれた人は、以下の話は読まなくてもいいです。

ネコを探して その1

2010.06.17 Thursday

飯田です。
7月に公開予定の『ネコを探して』というドキュメンタリー映画を試写会で観てきました。
フランスの女性ドキュメンタリー映画作家が作ったという、いかにもオシャレそうな作品ですが、果たしていかに?

映画の感想はまた明日にでも書きますが、まずは以下に予告編を紹介します。

映画「ザ・コーヴ」上映中止に

2010.06.11 Friday

続けてもうひとつ。
日本のイルカ猟を描き、アカデミー賞を受賞したドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」をめぐり、一部の右派団体からの抗議により、上映予定の映画館が次々と上映中止を決めています。
先日、以下のようなアピールが行なわれ、ぼくも名前を連ねました。
作品はすでに試写会で見せてもらいましたが、ドキュメンタリーとしての、その作りにはぼくは批判的です。
(このことも時間があればどこかできちんと書きたいのですが)
ただ、だからといって「反日映画」と決め付けて上映を潰すことには反対したいと思います。
(そもそも反日映画じゃないと思いますが)

また6/9には、このアピールの中心となった篠田博之さんの月刊『創』が企画した、同映画の上映会とシンポジウムがありました。
それを報じる新聞記事はコチラから読めます。
シンポジウムの映像もネットでも配信されてますので、興味ありましたらぜひ以下よりご覧下さい。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/541

VIDEO ACT! ドキュメンタリー祭

2008.11.05 Wednesday

JUGEMテーマ:映画
今月末よりVIDEO ACT!10周年を記念した一大イベントが開催されます。
ローポジからも「フツーの仕事がしたい」「今日も焙煎日和」の2本が上映されます。
他にも注目作品が目白押しです。この機会にぜひ!

■11月29日(土)〜12月5日(金)VIDEO ACT! ドキュメンタリー祭
「ビデオカメラは社会を映し、社会を変える!」
場所:UPLINK FACORY(03-6825-5502)
問い合わせ:ビデオアクト TEL03-5496-7088 info@videoact.jp

<上映プログラム>
●11月29日(土)
14:30〜
「ペットボトルの水」(2007/31分)
「食べるためのマグロ 売るためのマグロ」(2008/31分)
「バイオ燃料 畑でつくるエネルギー」(2007/31分)
以上、監督:鈴木敏明

●11月30日(日)
14:30〜
「船、山にのぼる」(2007/88分)監督:本田孝義
トーク 本田孝義(監督)
16:30〜
「憲法が消えた―東京都の学校で起きたこと―」(2005/13分)
「学校をやめます―51才の僕の選択―」(2006/16分)
以上、監督:湯本雅典
(他、湯本監督の短編3本上映あり)
トーク 湯本雅典(監督)
18:30〜
「君が代不起立」(2006/87分)監督:松原明・佐々木有美
20:30〜
「あきらめない―続・君が代不起立」(2008/75分)監督:松原明・佐々木有美
トーク 松原明(監督)

●12月1日(月)
18:30〜
「てれれセレクト 『コンドーム特集』、『2007』」
7名の製作者(2004/40分)、8名の製作者(2007/58分)
20:30〜
「続・自由不平等」(2008/約60分を予定)
トーク 製作者(作品募集中!)


●12月2日(火)
16:30〜
「みなまた日記―甦える魂を訪ねて」(2004/98分)監督:土本典昭
18:30〜
「アリラン峠を越えて」(2003/47分)
「銀のスッカラ」(2006/45分)
以上、監督:伊藤孝司
20:30〜
「VIDEO ACT! 反戦プロジェクトRe-Mix」
「基地はいらない、どこにも」(2006/46分)監督:小林アツシ
トーク 小林アツシ(監督)

●12月3日(水)
16:30〜
「新しい神様」(1999/99分)監督:土屋豊
18:30〜
「幽閉者たち」(2007/83分)監督:土屋豊
トーク 土屋豊(監督)
20:30〜
「G8メディアネットワーク活動報告」
トーク 白石草(OurPlanet-TV代表)× 土屋豊(VIDEO ACT!代表)

●12月4日(木)
18:30〜
「知っておこうよ! 女性の年金」(2008/18分)監督:エンドウノリコ
「30年のシスターフッド〜70年代ウーマンリブの女たち〜」(2004/57分)監督:山上千恵子・瀬山紀子
トーク 山上千恵子(監督)・瀬山紀子(監督)
20:30〜
「新宿路上TV vol.3」(1995/30分)プロデュース:遠藤大輔
「今日も焙煎日和」(2007/45分)監督:飯田基晴
トーク 遠藤大輔(プロデューサー)+飯田基晴(監督)+稲葉剛(NPOもやい)

●12月5日(金)
18:30〜
「フツーの仕事がしたい」(2008/70分)監督:土屋トカチ
トーク 土屋トカチ(監督)×雨宮処凛(作家)
20:30〜
「遭難フリーター」(2007/67分)監督:岩淵弘樹
トーク 岩淵弘樹(監督)×雨宮処凛(作家)

『学校を辞めます −51才の僕の選択−』 (湯本雅典/16分/2006年)

2007.01.24 Wednesday

学校を辞めます

飯田です。先週まで編集に追われてたので仕事がたまっているのですが、今どうしても紹介しておきたい作品なので、ちょっとがんばって記します。

この作品は制作者、湯本さんが自らの教員生活を終えるに至る様子を描いたものですが、僕が何より感じたのは「愛」です。また本人の生き様として作らざるを得なかったという、表現としての純度の高さも印象的です。
ご本人とは以前からの知り合いですが、映像サークル「風の集い」で作品を見せてもらったとき、僕は作者の隣で号泣してしまいました。

内容としてはこんな感じです。
長年、子どもと接する「小学校教員」という仕事を愛してきた湯本さん。(その傍らコツコツと自分で映像作品を作っていました)現在、教育現場では上からの管理・締付けが高まっており、本人も理不尽な命令と闘う中で心身に過大なストレスを抱え、ついに自ら退職を選びます。
一方で子どもたちと別れたくないという気持ちは日増しに高まり、葛藤を抱える中で最後の授業に向かいます…。

おそらくは、もっとも苦しい時期を乗り越えるための武器が、まさに「この作品を作ること」だったのでしょう。「教員を辞める自分」を「表現者としての自分」がギリギリのところで見つめ、執念を感じる映像の記録と、抑制された表現を生み出しています。
圧巻はクライマックスの最後の授業。
得意の読み聞かせという形式で、子どもたちへ自らの母の戦争体験を語るという姿からは、お母さんとの愛、生徒たちへの愛が2重ににじみ出ているようです。

この作品は今年の東京ビデオフェスティバルで優秀賞の1本に選ばれ、現在インターネット上で作品を視聴することができます。http://www.jvc-victor.co.jp/tvf/
ぜひご覧になって頂ければと思います。