11/3『中華学校の子どもたち』上映に向けて

2017.09.06 Wednesday

飯田です。このところ、11/3の特集上映「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」に向けた準備を進めています。

昨日は『中華学校の子どもたち』の舞台となった横浜山手中華学校へ行き、映画の中で子どもたちの担任をされていた馬 晶先生にお会いし、トークのゲストを引き受けて頂きました。

 

横浜山手中華学校は映画撮影後の2010年に新校舎が完成し、現在は石川町駅前にあります。新校舎は広々とした立派なもので、華僑の方々の長年の頑張りと学校への思いを感じました。

 

馬先生自身も横浜山手中華学校で学び、教壇に立つようになったということで、トークでは先生の子ども時代から現在に至る、学校や街・子どもたちの変化などもお話頂けたらと思っています。

 

この日は監督の片岡希さんも同行してくれたのですが、校内のあちこちで先生方と親しく挨拶を交わしていて、完成後も丁寧なお付き合いを続けている様子が感じられました。

横浜での久しぶりの上映を先生方が喜んで下さっていることも感じ、あらためて多くの方にご覧頂きたいと思いました。

 

映画に登場する子どもたちにも声をかけてくださるとのことでしたので、もしかしたら11/3当日は、大きくなった子どもたちにも会えるかもしれません!
かつての自分たちの姿を見て何を思うか、なんてことも含め、楽しみは尽きません。

 

映像サークル「風の集い」9月7日(木)開催

2017.09.01 Friday

久しぶりに「風の集い」を開催します。
今回は鈴木敏明さん、高橋愼二さんの新旧2本の作品をご本人たちとともに鑑賞します。

どちらも興味深い作品ですので、ご都合つきましたらぜひご参加ください。

 

作品:『大蔵村、踊る男』&『迷宮を通り抜けて 画家・石原峯明』
日時:9月7日(木) 17時30分より
場所:映像グループ ローポジション

 

『大蔵村、踊る男』(1999年/35分)
 監督:鈴木敏明 撮影:常田高志、松丸武彦

 

 

<監督より>
この村は何か特別な時間軸をもった不思議な村だ。現代社会の様々な問題にさらされながら、前近代をしっかりと抱え込んでいる。曲がった腰には、個の寿命をはるかに越えた時間が蓄積されている。この村には世界の全てが在るように思える。だからこの村は、私に強く今を意識させる。だからもうしばらくこの村にこだわることにしよう、と思う。

 


『迷宮を通り抜けて 画家・石原峯明』(2017年/47分)
 監督・撮影:高橋愼二

 

 

<監督より>
この映像はひとつの映画として完結させたものでなく「にしぴりかの美術館」で行われた「迷宮を通り抜けて〜外はまだ夜だった 石原峯明回顧展」(2007.3~7)の会場で石原さんの作品とセットで見てもらうために急遽制作したものです。石原さんが平川病院のアトリエに参加してからの、晩年のアルバムのようなものです。

 

76年の生涯の大半を精神科病院で過ごした石原さん。まさに病棟の中から迷宮を通り抜けてきた人生を送りました。「病んでみて初めていろんなものが見えてくるようになった」と言う石原さん。石原さんの残した厖大な数の作品の一つひとつに石原さんの世界が広がっています。

 


定員:12名
参加費:無料(飲食は各自持ち寄り)
申込:映像グループ ローポジション low-posi@nifty.com TEL:045-228-7996

 

<映像サークル「風の集い」について>
映像サークル「風の集い」とは、ローポジションが開催しているドキュメンタリーの作り手仲間を中心とした集まりです。
それぞれ自作を持ち寄り、鑑賞と対話を通じ、お互いに学び合う場を目指しています。
作り手に限らず、ローポジションの活動や映画製作に興味のある方のご参加も歓迎します。

 

※曜日を間違えて投稿してしまいましたので訂正します。9月7日は(金)ではなく(木)でした。

 

特集上映「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」

2017.08.16 Wednesday

昨年の特集上映「ハマのドキュメンタリー映画作家たち」が好評だったことを踏まえ、

今年はヨコハマ・ドキュメンタリー映画普及プロジェクトとして、新たな特集上映を企画しました。

1日がかりのイベントですが、貴重なラインアップだと自負しています。ぜひご参加ください。
 


 

ヨコハマ・ドキュメンタリー映画普及プロジェクト2017

「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」

 

 

時代とともに街は変貌し、子どもたちも変わりゆく。

「横浜」を見つめたドキュメンタリー映画とトーク&シンポジウムを通じ、

過去と現在、他者とあなたの眼差しが交錯する。

 

 

2017年11月3日(金・祝) 会場:横浜シネマリン

 

 

10:00〜『中華学校の子どもたち』2008年/86分 監督:片岡希)

      ※上映後に片岡希監督+馬 晶さん(映画出演者・横浜山手中華学校職員)によるトークショー

 

 

おはよう。ニーハオ。さようなら。日本語と中国語、どちらも話す子どもたち。

在日華僑・華人のため1898年に創立された横浜山手中華学校。

小学部1年生の日常を3年にわたって記録する。

成長を見守る大人たちの思いに触れながら、子どもたちは中華街を縦横に駆け抜ける。

私たちが知らない、横浜における華僑・華人の歴史、現在が見えてくる。

 

 

12:30〜『日曜日の子供たち』(1980年/103分 監督:堀田泰寛)

      ※上映後に堀田泰寛監督+ゲスト(未定)によるトークショー

 

(c)yasuhiro hotta


舞台は横浜市鶴見区の空地。周囲には工場が立ち並び、時に光化学スモッグが生じ、

岸辺に汚れた海水が押し寄せる。そんなことはお構いなく、日曜日になると遊びに来る子供たち。

走り、取っ組み合い、海に石を投げ、海を見つめる・・・。

子供たちの背後にある何かの予感。映画キャメラマン・堀田泰寛が通い続け、撮り溜めた記録は、

8年をかけ、鈍く輝く抒情詩のような映画に結実した。

※関連記事

 

 

15:00〜『どっこい! 人間節 寿・自由労働者の街』(1975年/121分 構成・編集/小川紳介)

 


山谷、釜ケ崎と並ぶ日本三大寄せ場のひとつ、横浜・寿町。

90軒の簡易宿泊所が密集し、5000人前後の人々が暮らす。

小川プロの若手スタッフが約10カ月住み込んで撮影した。

高度経済成長の中で取り残され、使い捨てられる労働者たち。

貧困、差別、偏見、孤独、絶望・・・。野垂れ死が当たり前にある状況の中で、

労働者たちは語る。自分史を。そしてわずかな希望を―。
 


17:01〜 シンポジウム「変わりゆく街、子どもたち ―ハマを見つめたドキュメンタリー映画」
 

パネリスト:加藤彰彦(横浜市立大学名誉教授/前沖縄大学学長)、片岡希、堀田泰寛、中村高寛(映画監督) 進行:飯田基晴

18:30終了 ※シンポジウムは本企画の鑑賞券をお持ちの方はご入場頂けます。


料金:一般1,200円 シニア/学生1,100円 障がい者1,000円 高校生以下800円
   3回券3,000円   ※各回入替制 横浜シネマリン会員割引なし、カップル割なし

 

主催:映像グループ ローポジション
協力:横浜シネマリン
助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2017


   

 

お問い合わせ:映像グループ ローポジション(045-228-7996/lowposi@nifty.com/www.lowposi.com/)

       横浜シネマリン(045-341-3180/http://cinemarine.co.jp/

 

ヨコハマ・ドキュメンタリー映画普及プロジェクトとは?
横浜でドキュメンタリー映画文化の普及・発展を目指していきます。

それはドキュメンタリー映画という表現・コミュニケーション手段に、社会の風通しをよくしていける可能性があると信じているからです。