選挙

2007.03.28 Wednesday

仕事のことでもいろいろ記しておきたいのだが、更新が滞っている。
ところでまもなく統一地方選挙だ。
僕は基本的に投票は行くことにしている。一度ぼんやりして行き忘れたこともあったけど。
投票したいと思う候補者がいるときもあれば、消去法でしぶしぶ投票することも多い。政治に対して思うことは沢山あるのに、こんな形でしか投票できないというのは哀しくもある。
公示前にポストに入ってきた政治家のチラシを見ると、誰もが改革とか変革を訴えていた。今の流行らしい。
しかし投票日に近づけば選挙カーが街を走り廻り、大音量で候補者の名前を連呼するのだろう。考えただけでうんざりする。
自らの名前より他に訴えたいことはないのか?
本当に社会の何かを変えようというのなら、お願いだからまずそんな自分の選挙活動を変えてもらいたい。
せめて連呼される名前を忘れずに、その候補者には入れないことを心掛けようかと思う。
どうですか?皆さんも。

死ぬまで、働ける?

2007.03.12 Monday

ツチヤです。

来週の木曜日、ビデオアクト上映会が行われます。
グループローポジションのメンバーと交流も深い
湯本雅典さんの作品「学校を辞めます」や、
昨年末に完成した私の作品も上映されます。
ご都合のよい方は、是非ご来場ください。
自作も入っているので、大きな声では言いませんが
どれも傑作です!

以下は案内文です。

第33回 VIDEO ACT! 上映会
『〜死ぬまで、働ける?〜』
http://www.videoact.jp
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2007年3月22日(木)19時〜
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お金のためなら、サービス残業もいい?
お金のためなら、差別をしてもいい?
お金のためなら、命をなくしてもいい?

働きすぎのニッポン。
勝ち組、負け組という格差社会が広がるニッポン。
過労死という言葉を作り上げ、輸出したニッポン。
自殺者の数が、年間3万人を越え続けるニッポン。
それでも景気は上向きで、豊かな国といわれるニッポン。

日本版エグゼンプション=過労死促進法が議論されている中、
働くこと、そして生きることの意味を、
映像を通じて、考えてみませんか。

この上映会では、
出版社勤務、広告デザイナー、小学校教諭、
歯科技工士、トラック運転手、ニート・・・
多様な労働・生き方が取材された短編映像
6作品を集めてみました。

ハロー、ワーク!ハロー、ワーカーズ!
働くこと・労働を通して、ニッポンを見てみよう!


〇上映作品〇
学校を辞めます 51才の僕の選択 (16分30秒)

2006年3月に東京都の公立小学校を中途退職した
ビデオ制作者自身の退職過程を記録した作品。
退職の原因は、ストレスによる体調悪化。
切っ掛けは、英語教育に関する新聞への投書だった。
そこには、現在の全ての教職員にのしかかっている過酷な労働条件があった。
<東京ビデオフェスティバル2007 優秀作品賞・受賞作品>

撮影・編集・構成/湯本雅典

3分ビデオ三部作「娘の時間」「息子の場合」「三分間の履歴書」(計9分)

レイバーフェスタで大好評。木下昌明さん3分ビデオの作品集。
広告デザイナーとして働く娘。帰ってくるのは、いつも深夜から明け方だ。
仕事がなく、ニートになりかかった息子。TVゲームで時間を埋めている。
そして、マスコミの下請けで働いている私・・・。
ひとつの家族の状況から、日本社会が見えてくる。

撮影・編集・構成/木下昌明

入れ歯作りの現場から〜口の中の偽装問題 (18分) 

歯に不具合が生じた患者は、歯科医で入れ歯や差し歯を依頼する。
ほとんどの歯の製作は、歯科医から、専門家・歯科技工士へ依頼されている。
しかし、この3者間には、マンション耐震強度偽装事件と
同様の構造(ドッグフード理論)があるという。
歯科技工士の厳しい労働環境。業界構造の皺寄せは、患者の口へ。
入れ歯・差し歯の質の低下につながりかねない現実があった。
<2005年Our planetTV・トーチプロジェクト企画賞・受賞作品>

企画・構成:加藤雅司/岩澤毅  撮影・編集:吉津光雄/加藤雅司 
イラスト:加藤優子 アニメーション:白石草   

労働者は奴隷か!〜住友大阪セメント残酷物語〜 (20分30秒)
首都圏で続く建設ラッシュ。24時間フル稼動、コンビニ状態だ。
その一方で、セメントを運ぶ労働者もフル稼働で働いている。
かれらの多くは、歩合給という違法な雇用関係の下にある。
月に550時間働かされ、奴隷のような扱いに異議を唱え、
職場でたった一人、労働組合に加入したAさん。彼を待っていたのは、
自称・会社関係者による、暴力を使った労働組合脱退工作だった。

撮影・編集・構成/土屋トカチ
ナレーション/申 嘉美
制作/全日本建設運輸連帯労働組合


以上、6作品。
    
    作品上映終了後、制作者・関係者を迎えてのトーク&ディスカッション
    終了予定時刻 20時50分 

場所:東京ボランティア・市民活動センター( 03-3235-1171 )
    東京・飯田橋セントラルプラザ10階
    東京都新宿区神楽河岸1-1
    JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

参加費:500円

上映会場
東京ボランティア・市民活動センター( 03-3235-1171 )
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

参加費:500円
問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
( 03-5261-2229 , 090-3471-7475 )
jyouei@videoact.jp

数字で見る「犬と猫と人間と」制作状況

2007.02.15 Thursday

「犬猫の映画はまだできないの?」としばしば聞かれる。
撮影を開始したのは2005年5月だが、いまだ撮影を続けている。我ながら何とも悠長な話だ。この間に取材テープは1時間のものが89本、取材先は約30ヶ所、撮影日数は79日となった。
とにかくこれまで闇雲に、犬猫を取り巻く様々な場所/ひとに出会ってきた結果である。

この秋には撮影を終了するつもりだが、それまでにまだまだ撮りたいものがある。この様子では取材テープは120〜150本、取材先は50ヶ所、撮影日数は100日以上になるのではないか? 時間をかければいい作品ができるとは限らないし、取材テープが多いことなど自慢にもならない。
2時間以内の作品を1本作りたいだけなのにこの膨大な量…。最近ちょっと目まいすら覚える。

昨年夏にある施設を取材した後、スタッフから「ようやく本当の意味でスタートラインに立った気がする」との感想が出た。
また今年入ってからは「ようやく面白くなってきた」との声もあがった。そう思えるのは、易々とは撮れない「出会い」を重ねたからだろう。

ドキュメンタリー映像は何を持って「ドキュメンタリー映画」と呼ばれるものになるのだろう? そこに明確な定義はないが、分かりやすいひとつの基準は、映画館での公開だろう。つまり観てくれる人にお金を払ってわざわざ足を運んでもらうこと。
それは半端なことではないと思っている。

まだ確信とはいかないが、最近ようやく「観てもらう価値」のある作品を作れるかも、と感じている。

案外2〜3本になっちゃったりして。
(飯田)