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2023.11.28 Tuesday

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「どっこい! 人間節 寿・自由労働者の街」について

2017.10.29 Sunday

「どっこい! 人間節 寿・自由労働者の街」、この映画の魅力をどのように伝えればいいかずっと考えていましたが、ようやく僕なりの言葉が見つかりました。

 

これは美しい映画です。

 

「バカやろう!」と怒鳴りながら、相手の哀しみを思いやる気持ち。
自らの弱さを隠すこともしない男たちの生き様。

 

各々が人間存在について語る言葉は、まるでドストエフスキーの小説を彷彿とさせます。
そんな、儚く、美しい映画です。

 

今回は、映画の舞台である寿町にもっとも近い映画館、横浜シネマリンで上映します。
支配人の八幡さんは大の映画好き。昨年寿町でこの映画を一緒に見てからというもの、会うたびに「飯田さん、『どっこい! 人間節』をうちでぜひ上映しましょうよ」と言われ続けました。
もちろん僕も同じ気持ちで、この企画を立てました。

 

シンポジウムでご登壇頂く加藤彰彦さんは、撮影当時、映画の中心場所となる寿生活館の職員であり、撮影スタッフと街の人々の橋渡しの役割も担っていたそうです。野本三吉というペンネームでも活躍し、寿についての素晴らしい著作もあります。


小川プロダクションといえば、日本のドキュメンタリー映画史に燦然と輝く存在で、前期の三里塚シリーズと後期の山形での作品が有名です。
「どっこい! 人間節」はその間に埋もれがちですが、いま、横浜から、この作品の再評価を始められたらと思っています。

 

どうか、その瞬間にお立ち会いください。

 

11/3横浜シネマリン「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」

http://cinemarine.co.jp/yokohama-documentary/

 

映画「日曜日の子供たち」に映っている方々を探しています

2017.10.17 Tuesday

(c)yasuhiro hotta

 

ドキュメンタリー映画「日曜日の子供たち」(1980年/103分 監督:堀田泰寛)は、1972(昭和47)年11月から1975(昭和50)年1月にかけて、鶴見区の小野町付近の海辺の空き地(現在の横浜市鶴見資源化センターの辺りです)にやってくる子どもや大人を撮影した映画です。特に小学生が多く映っており、その子らは現在40代後半から50代になるはずですが、お名前等は一切わかりません。

 

私たちは、11月3日(祝)に横浜シネマリンという映画館で、「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」という特集上映を企画しています。ここで「日曜日の子供たち」を上映するにあたり、ここに映る、かつての子どもたちを劇場にご招待し、一緒に映画をご鑑賞頂けたらと考えております。

 

映画のメインビジュアルに使われている上記の子どもたち以外にも、多く子どもたちが映っています。

ご確認頂けるよう、映画に映る子どもたちの顔写真をまとめありますので、昔そのあたりでカメラを向けられた覚えがある方は、ぜひお知らせ頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

連絡先:映像グループ ローポジション (担当:飯田)
    〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町4-10-1-204
    電話:045-228-7996 電話&FAX:045-228-7976 
    E-mail:low-posi@nifty.com

11月16日(木)『コンビニの秘密―便利で快適な暮らしの裏で』上映会

2017.10.17 Tuesday

11月16日(木)『コンビニの秘密―便利で快適な暮らしの裏で』上映会


■上映会詳細
日時:2017年11月16日(木)
開場 18時45分 上映 19時〜21時30分 土屋トカチ監督によるトーク&ディスカッション
定員:40名
参加費:500円(飲食は各自持ち寄り・ゴミは各自持ち帰り)
場所:長者スタジオ 横浜市中区長者町2-5-4-204 ※1Fが「地球の中華そば」のビルの2階
JR 関内駅・石川町駅 徒歩10分 横浜市営地下鉄・伊勢佐木長者町駅 徒歩3分
地図:https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14056490/dtlmap/

 

■主催・申込み
映像グループローポジション
電話:045-228-7996 FAX:045-228-7976 Email:low-posi@nifty.com

 

作品解説  

私たちの生活に欠かせない存在となったコンビニエンス・ストア(コンビニ)。お弁当やお菓子、生鮮食品、日用雑貨を買うだけでなく、公共料金の支払い、宅急便の受け取りなどサービスも多様化し、日本全国で約5万5000店が、年中無休365日24時間営業を行なっています。しかし、コンビニには何の問題もないのでしょうか?


ほぼすべてのコンビニは「フランチャイズ・チェーン方式」の個人営業店ですが、オーナーからは長時間労働と執拗なノルマを本部から強いられているという声があがっています。
アルバイト学生たちからも「自腹で商品を買わされるブラックバイト」と敬遠されるようになりました。
さらに、消費期限が切れる直前の商品が「見切り品」として安く売られることはなく、まだ食べられる食品の多くが廃棄されています。便利さと快適さの裏側で、私たちが失ってしまっているものとは?コンビニを通して、私たちの社会のしくみ、生産と消費、労働のあり方を考えます。

 

【監督】土屋トカチ 

【監修・取材】古川琢也(ルポライター) 【製作】NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
【取材協力】コンビニ加盟店ユニオン/ファミリーマート加盟店ユニオン/NPO法人ノーソンくらぶ
 株式会社日本フードエコロジーセンター/首都圏青年ユニオン/ブラックバイトユニオン
 近藤惠津子(CSまちデザイン理事長)/中野和子(弁護士、コンビニ・フランチャイズ問題弁護士連絡会事務局長)
 鈴本一郎(仮名、元大手コンビニ社員)/上西充子(法政大学キャリアデザイン学部教授)
 石川一喜(拓殖大学国際学部准教授)/関 良基(拓殖大学政経学部准教授)/ナスシ

 

予告編

アートサイトラウンジvol.14 10/23(月)「アートイベント、撮った後どうする?」開催

2017.10.03 Tuesday

ヨコハマアートサイトさんと一緒にこのような催しを企画しました。
会場は横浜にある日本一小さな?映画館、シネマノヴェチェント!

 

アートに限らず映像制作に関心ある方には楽しんでもらいつつ、きっと参考になることがあると思います。
僕もそれぞれの団体から学ばせてもらおうと楽しみにしています!

 

参加無料ですが、定員に限りがあるので要予約です。終了後はそのまま懇親会も。

 

アートサイトラウンジvol.14×映像グループ ローポジション
「アートイベント、撮った後どうする?」

 

スマホやデジカメの普及により、映像撮影が身近になりつつある今日。アートプロジェクトの活動記録や、そこから派生した映像作品が多く生まれています。映像を活用することで、どのような展開が考えられるのか?
先行事例を紹介し、そこで作られた映像作品を鑑賞しながら、アートプロジェクトにおける映像制作の可能性について考えます。
横浜の地域文化に関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。

 

【日時】10月23日(月)19:00-21:00
【会場】シネマノヴェチェント(西区中央2-1-8 岩崎ビル2F)
    京急「戸部駅」、相鉄「西横浜駅」より徒歩約10分
【料金】無料(要予約)

 

【出演/主な映像作品】
ART LAB OVA/『音とこどもとイメージと「映画館パーティー」』(42分)
たまプラ一座まちなかパフォーマンスプロジェクト/『育ちあい 2014夏』(30分)
NPO法人ぷかぷか/『ぷかぷか』(38分)
映像グループ ローポジション/『タケオ ダウン症ドラマーの物語』(76分)
【主催】映像グループ ローポジション、ヨコハマアートサイト事務局(STスポット横浜、横浜市文化観光局、横浜市芸術文化振興財団)

 

★映像グループ ローポジション
横浜を拠点として、ドキュメンタリー映画を中心に、NPO・市民活動・教育機関等からの受託事業など様々な映像製作を手がけている。2016年、横浜シネマリンにて10周年記念特集上映「ハマのドキュメンタリー映画作家たち」を開催。代表作は他に『犬と猫と人間と』、『フツーの仕事がしたい』。
◇11/3(金・祝)特集上映「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、変わりゆく子どもたち」(横浜シネマリン)

 

★ヨコハマアートサイト
横浜市地域文化サポート事業『ヨコハマアートサイト』は、地域課題の解決につなげる文化芸術活動をサポートするため、文化芸術の持つ創造性をコミュニティやまちの活性化と結びつける文化芸術活動や、横浜の個性ある文化芸術を市内外へ発信する活動を広く公募し、支援する事業。

 

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<参加申し込み方法>
件名を「アートサイトラウンジvol.14参加」とし
お名前と連絡先を明記の上、メールにてお申し込みください。
宛先 office@y-artsite.org

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