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特集上映「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」

2017.08.16 Wednesday

昨年の特集上映「ハマのドキュメンタリー映画作家たち」が好評だったことを踏まえ、

今年はヨコハマ・ドキュメンタリー映画普及プロジェクトとして、新たな特集上映を企画しました。

1日がかりのイベントですが、貴重なラインアップだと自負しています。ぜひご参加ください。
 


 

ヨコハマ・ドキュメンタリー映画普及プロジェクト2017

「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」

 

 

時代とともに街は変貌し、子どもたちも変わりゆく。

「横浜」を見つめたドキュメンタリー映画とトーク&シンポジウムを通じ、

過去と現在、他者とあなたの眼差しが交錯する。

 

 

2017年11月3日(金・祝) 会場:横浜シネマリン

 

 

10:00〜『中華学校の子どもたち』2008年/86分 監督:片岡希)

      ※上映後に片岡希監督+馬 晶さん(映画出演者・横浜山手中華学校職員)によるトークショー

 

 

おはよう。ニーハオ。さようなら。日本語と中国語、どちらも話す子どもたち。

在日華僑・華人のため1898年に創立された横浜山手中華学校。

小学部1年生の日常を3年にわたって記録する。

成長を見守る大人たちの思いに触れながら、子どもたちは中華街を縦横に駆け抜ける。

私たちが知らない、横浜における華僑・華人の歴史、現在が見えてくる。

 

 

12:30〜『日曜日の子供たち』(1980年/103分 監督:堀田泰寛)

      ※上映後に堀田泰寛監督+ゲスト(未定)によるトークショー

 

(c)yasuhiro hotta


舞台は横浜市鶴見区の空地。周囲には工場が立ち並び、時に光化学スモッグが生じ、

岸辺に汚れた海水が押し寄せる。そんなことはお構いなく、日曜日になると遊びに来る子供たち。

走り、取っ組み合い、海に石を投げ、海を見つめる・・・。

子供たちの背後にある何かの予感。映画キャメラマン・堀田泰寛が通い続け、撮り溜めた記録は、

8年をかけ、鈍く輝く抒情詩のような映画に結実した。

※関連記事

 

 

15:00〜『どっこい! 人間節 寿・自由労働者の街』(1975年/121分 構成・編集/小川紳介)

 


山谷、釜ケ崎と並ぶ日本三大寄せ場のひとつ、横浜・寿町。

90軒の簡易宿泊所が密集し、5000人前後の人々が暮らす。

小川プロの若手スタッフが約10カ月住み込んで撮影した。

高度経済成長の中で取り残され、使い捨てられる労働者たち。

貧困、差別、偏見、孤独、絶望・・・。野垂れ死が当たり前にある状況の中で、

労働者たちは語る。自分史を。そしてわずかな希望を―。
 


17:01〜 シンポジウム「変わりゆく街、子どもたち ―ハマを見つめたドキュメンタリー映画」
 

パネリスト:加藤彰彦(横浜市立大学名誉教授/前沖縄大学学長)、片岡希、堀田泰寛、中村高寛(映画監督) 進行:飯田基晴

18:30終了 ※シンポジウムは本企画の鑑賞券をお持ちの方はご入場頂けます。


料金:一般1,200円 シニア/学生1,100円 障がい者1,000円 高校生以下800円
   3回券3,000円   ※各回入替制 横浜シネマリン会員割引なし、カップル割なし

 

主催:映像グループ ローポジション
協力:横浜シネマリン
助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2017


   

 

お問い合わせ:映像グループ ローポジション(045-228-7996/lowposi@nifty.com/www.lowposi.com/)

       横浜シネマリン(045-341-3180/http://cinemarine.co.jp/

 

ヨコハマ・ドキュメンタリー映画普及プロジェクトとは?
横浜でドキュメンタリー映画文化の普及・発展を目指していきます。

それはドキュメンタリー映画という表現・コミュニケーション手段に、社会の風通しをよくしていける可能性があると信じているからです。

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