スポンサーサイト

2023.11.28 Tuesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

2/24(日)「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」 完成記念上映会in石巻

2013.01.24 Thursday

飯田です。
先日こちらに書いた文章について、頂いたメールで気づかされたことがあります。

 > blogに、‘犬と猫と人間と’程の反響ではなかった…と
飯田様が書いてらっしゃいましたが、

日本語って難しいですね。パート1以上に反響があった気がする、と書いたつもりだったのですが、確かに逆の意味でも捉えられる表現になってしまっていました。
訂正します。

新作「犬と猫と人間と2」の完成記念上映会は、正直、パート1以上に深く大きな反響があった、ように感じています。

これから各地に上映を広げていきますので、ぜひご期待ください。

さて、映画の主な舞台のひとつである、宮城県石巻市でも完成記念上映会を開催することになりました。僕も伺えたらなと思っています。
以下、ご案内です。(転載歓迎)


「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」
   完成記念上映会in石巻のご案内

 日時:2013年2月24日(日)
    12時開場・14時上映開始
   ※上映後、監督および出演者による舞台挨拶があります。
 会場:アイトピアホール(旧みやぎ生協石巻中央店/150席)
    宮城県石巻市中央2丁目7-3/電話:0225-92-5191
   ※駐車場は、近隣の有料駐車場をご利用ください。

 料金:500円
 主催:NPO法人アニマルクラブ石巻、
    犬と猫と人間と2製作上映を応援する会
 お問合せ :info@inunekoningen.com
               電話:090-1932-9965 (宍戸)/ Fax:022-386-1013

●五井美沙作品展 <同時開催/入場無料>
津波により、アニマルクラブのボランティア五井美沙さんが帰らぬ人となりました。生前、彼女はアニマルクラブの犬と猫の姿を、たくさん描いてくれました。余儀なき別れの後で、私たちは悔いて涙し、出会いに笑顔をもらい、新たな痛みに悩んでいます。29年間、心優しく生きた彼女が描いた絵を見に来てください。
会場では「五井美沙作品集」(¥1,000)も販売します。売り上げは五井さんが望んでいた通り、「どの子も愛されて、幸せになるように」役立てていきます。」


「犬と猫と人間と2」に寄せられた感想

2013.01.22 Tuesday

飯田です。
遅くなりましたが、「犬と猫と人間と2」完成記念上映会で寄せられた感想をアップします。とても回収率が高く、また沢山書いてくれた方が多く、なかなか選べませんでした。
正直、パート1以上の反響ではないか、とすら感じています。
以下、アンケートより。


まだ考えや思いが、まとめられない位、胸がいっぱいです。
一つだけ、最初に、ほんとうに素晴らしい映画、経験の共有をありがとうございます。劇場公開時には、周りの人間をさそい、何度も、拝見しようと思います。


100分を超える作品であるにもかかわらず、長さを全く感じさせない中身の濃い秀作でした。犬、猫に限定せず、注目をあびにくい牛のことも正面から取り上げた力量に敬意を表します。
動物と人間の関係について、根源的に考えさせられるすばらしいドキュメンタリーでした。


日本に世界に永遠に語り続けたい映画として自分なりにPRしたいと思う。


私は、昨日映画「レ・ミゼ」を観てきました。その時も、涙が出ましたが、今日はそれ以上に泣きました。ただ悲しい、かわいそうというだけではありません。
この現実を伝えることの大事さに気づきました。


目をそらしたくなる画像ではあったのに、そらすことができないほどすばらしく伝わった。自分がもっとできることがあるんじゃないかとあらためて思いました。


「愛玩動物と人間」というテーマを超えて、人間と他の生き物という、前作よりもさらに深いテーマにはからずもなってしまったなあと思いました。
とてもよい映画を見せてもらったと思います。


とてもとても素晴らしいものでした。
本当にありがとうございます。
もう一度、みたいです。
何度もみたいし多くの人にみてもらい、ので伝えます!!


「犬と猫と牛と人間と」とゆう感じでした…。
あまりの内容の濃さに正直頭の中がまとまりません。
胸が痛くなる程感動しました。


この映画について、今日、初めて知り、初めて見させていただきました。
震災について、大変だっただろうな、怖いなという、どこか他人事でしか、考えていなかったように思い恥ずかしいです。
本当に、考えることが沢山つまった映画でした。ありがとうございました。


荒削りでしたがリアリティが高く、心が動かされました。
何か協力したい気持ちになりました。


素晴らしかった。
かんとくさんがまだ若いので映画として未熟な点は仕方がないと思うが、おせじぬきに、多くの日本人がみるに値するドキュメンタリーだと思われた。


更に新たに事実を知ってショックを受け、又その困難に立ち向かう勇気とやさしさを持つ人達に感銘を受けました。


「犬と猫と人間と」を観た当時は混沌としていたものが、「犬と猫と人間と2」を観たことによってストンと腑に落ちたような確認につながったような気がします。
「命=愛」だなぁ、と。


淡々と事実を伝えている内容が印象的でした。
大げさな音楽をBGMに使うのではなくて、そこに生きる人々の思いに寄りそうようなすすめ方が心に響きました。
子供達に見せたい内容ですが、大人にも見てもらいたい。
大人こそ知るべき見るべき映画だと思います。



「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」寄付のご報告

2013.01.18 Friday

「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」制作応援のお願いとして、昨年7月より呼びかけておりました寄付は、419名もの方から総額556万2541円に達しました。
本当にありがとうございました。
監督の宍戸とともに、応援のご寄付をくださった皆さまへ、心から感謝申し上げます。

おかげさまで、映画は無事に完成させることができました。
皆さまのご期待に応えられるよう、精一杯作り上げたつもりです。

映画が完成しても、それはまだ途上です。
これから劇場公開をはじめ、さまざまな場所で多くの方に本作をご覧頂けるよう、引き続き上映・宣伝活動に励んでいきます。
映画の仕上げにかかった費用としては、まだ未精算のものもあるのですが、200万円を越す金額になる見込みです。(監督・プロデューサーの人件費は上映活動で回収していきますので、ここには含まれていません)
ご寄付の残額は先にお伝えしたとおり、上映活動の資金に充てさせていただきます。

東日本大震災からもうじき2年を向かえますが、被災地、特に原発事故が起きた福島県では、いまだ人と動物がともに大変困難な状況の中にいます。
この映画は昨年11月末まで追加撮影をしていたこともあり、現在進行中の事態まで描くことができたと自負しています。
ひとりでも多くの方に、被災地の人と動物を取り巻く現状を見つめてもらい、あらためて人と動物のいのちについて考えて頂きたいと願っています。

引き続き、どうか本作の普及にもご協力をお願いいたします。

2013年1月18日 飯田基晴

「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」完成記念上映会、無事終了しました。

2013.01.15 Tuesday

飯田です。

1月13日に行なった、「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」完成記念上映会、おかげさまで盛況でした。
映画に登場してもらった方々からも終了後にご挨拶いただき、とても印象に残るものでした。
当日の運営を手伝ってくださった方々、ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。

作品が仕上がったのは、なんと前日でした!
あまりにギリギリでちっとも褒められた話ではありませんが、最後まで精一杯粘って作ったという自負だけはあります。

予約を取らず当日受付のみとさせて頂いたので、混乱も予想されましたが、皆さまご入場頂けてホッとしています。

さて、何回かにわけて、当日の様子や感想などお伝えできればと思いますが、まずは映画を観てくれた小学生の感想を紹介します。子どもたちがしっかり事態を見つめ、理解していることが伝わる、嬉しいものでした。
長くなりますが、ぜひお読みください。
以下、娘さんたちの感想と、お母さんのYさんのひと言です。


・小学三年生の娘の感想
「取り残された犬や猫の話、牛を一生けんめいたすけた人たちなど、いろいろなことが出てきましたが、その中でも一番牛のことが心にのこりました。
さいしょ牛は、もとの小屋でうえ死にしたりしていました。あとでたすけてくれる人があらわれたから、うえ死にせずにすみました。でも国も県もダメと言っていました。どうしてお金のことばかり考えるんだろう。命のことをお金になるとかならないとかで考えるのはおかしいと思います。お金にならなくなったから、ころしていいっていうのはおかしいと思います。2番目に心にのこったのはコロスケのことです。がんばってかいぬしがひなん場所につれてきたのに、「犬は入れちゃダメ」と言われ、外の鉄のぼうにつなげましたが、犬はつなみで死んでしまいました。ひなん場所の人が考えて犬を入れてくれればよかったのに。かいぬしが「外につながなければよかった」と思っているなんて・・・次、もしつなみがくるようなことがあっても、犬と人をはなし、犬だけむしするようなことはしてほしくないです。人も動物も同じ命なのに、なんでぜったい死ぬようなことをしろというの?と思いました。」
 
・小学5年生の娘の感想
「この映画で特に心に残ったのは、警戒区域に残された牛の話でした。牛舎に残った牛を一生けんめい世話をしている人は、もともと犬猫の保護をしていた人でした。でも苦しんでいる牛たちに出会ってしまったのでほっておけず、世話をしているそうです。もともと牛の世話などしたことのない人が一生けんめい牛のためにがんばっている姿に感動しました。でも「世話なんてどうでもいい。どうせ食べられる、死ぬ運命なんだから」という人もいるそうです。そんなふうに言うのはひどいと思いました。
うえ死にしたたくさんの牛たちもかわいそうだったし、庭につながれたままうえ死にした犬や猫の死体もたくさん出てきました。ちょっとこわかったけど、本当にこんなことになっているんだと思ってしっかり見ました。つながれたままおいていかれた犬たちはとてもかわいそうだけど、原発事故で急にペットを置いて逃げろと言われた飼い主をせめることはできないのかなとも思いました。原発事故さえなければと思います・・・
それからコロスケのように、避難所に入れてもらえずに死んでしまった犬や猫は他にもいるんじゃないかと思います。飼い主にとっては家族の一員なのに、入れてもらえず、目の前で流されるなんてどれだけ辛いだろうと思います。こういうことが起きた時に、学校や避難所などは、もっと動物に対してのことも考えてほしいと思いました。今もまだ、警戒区域などで辛い思いをしている動物は今もまだいるんだと思います。そういった動物たちや、飼い主とはなればなれになっている動物たちが、1日も早く元の生活にもどれるようになるといいなと思いました。」

(Yさん)
「悲惨な死体の映像などは、入れない方がいいという意見をよく聞きますが、うちの娘は「これが本当にあった姿なんだ」としっかり見ていたし、「気持ち悪い」とかいうのではなく、「こんなかわいそうなことがおきちゃったんだ」と感じたようです。」


なにが大切なことなのか、本当に子どもたちから教えられているような気がします。
もう一点、さきほどFAXで小学5年生の男の子の感想が届きました。
それはまたあらためてご紹介します。
1