にゃんだぼのこと
2012.11.26 Monday
飯田です。
神奈川県動物愛護協会の会長・山田さんより、昨日「犬と猫と人間と」に登場した猫のにゃんだぼが亡くなったという連絡をもらいました。
正確な年齢は分からないのですが、もうけっこうな年だったと思います。
愛護協会のスタッフ皆さんに看取られながら亡くなったとのことです。
にゃんだぼの訃報は寂しいですが、大切にしてもらったうえで、最期までにゃんだぼらしく自由に生きられたこと、猫として生をまっとうしたのではないかと思います。
僕は取材で動愛に通ううちに、施設を出入りするにゃんだぼの姿に、密かに自分を重ね合わせていました。
何しに来たのかもよく分からずふらりとやってきては、しばし居座り、自分の関心あることに首を突っ込んでは、またふらりと出て行く。
忙しくても役にも立たず、スタッフにとっては相手しなくてはならない分、かえって仕事が増える。
その存在に癒やされるという点ではまったく適わないですが、妙なシンパシーを感じ、気が向いたときにカメラを向けていました。
そのにゃんだぼの時間を、ささやかながら映画に入れることができた感謝とともに、冥福を祈っています。
「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」誕生に向けて
2012.11.17 Saturday
また宍戸くんに名取から横浜まで来てもらい、一緒に「犬と猫と人間と2」の編集を進めています。
今回の作品は被災地のさまざまな状況を描いていますが、どの場面もなかなか納得できるかたちに仕上がらず、お互いにとても苦しい時期が続いていました。
しかし今日、試しに組んでみた場面に心動かされ、僕は思わず泣きそうになりました。
これはいい作品になるんじゃないか、ようやくそんな手応えが感じられるようになりました。
編集は間違いなく年明けの完成記念上映会直前まで続くでしょう。
(というか、なんとしてもこのときまでに完成させるぞと・・・)
映画は人に観られることで、ようやく「映画」になります。
映画の内容は、いつどこで観ても同じものですが、その場に居合わせた人々で作り出される空気は、毎回異なるものです。
1月13日は、この映画が産まれる日になります。
どうか、来年1月13日(日)の「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」完成記念上映会で、僕らといっしょに、映画が誕生する瞬間に立ち会ってください。
ご来場お待ちしております。
飯田基晴
【完成記念上映会のご案内】
●2013年1月13日(日) 2回上映
1回目:10時半開場 11時上映開始
2回目:13時半開場 14時上映開始
各回ともに監督、プロデューサーによる舞台挨拶あり
●会場:東京ウィメンズプラザ(ホール 246席)
渋谷区神宮前5-53-67/電話:03-5467-1711
渋谷駅 徒歩12分 地下鉄表参道駅 徒歩7分
渋谷駅からバス4分 青山学院前バス停から徒歩2分
●料金:一般1500円/ シニア・高校生以下・障害者手帳をお持ちの方1000円
予約なし、当日会場受付のみ ※当日9時半より整理券を配布いたします。
問合せ:info@inunekoningen.com
電話:045-228-7996 電話&FAX:045-228-7976
※ローポジションは少人数の事務所のため、申し訳ないのですが、予約の対応まで手が廻りません。ミニシアター等の整理券方式で対応させていただきますので、どうかご容赦ください。
2回上映で合計するとおよそ500のキャパになるので、おそらく少し早めに来て頂ければ問題なく入れると思います。
「犬と猫と人間と2」完成記念上映会、宣伝協力のお願い
2012.11.13 Tuesday
飯田です。
気がつけば、来年1月13日の「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」完成記念上映会まで、あとちょうど2ヶ月となりました。
この日までにきちんと完成させられるよう、宍戸くんと僕で分担しながら、追加取材や再編集に明け暮れています。
産みの苦しみが多い時期ですが、少しずつ深められていく喜びもないわけではない、という感じでしょうか・・・。
ただ、チラシもできていることですし、上映会の宣伝も進めていきたいのですが、なかなかそこまで手が廻りません。
チラシを置いてくれる映画館やお店などに持って行ったり発送しなくてはと思うのですが・・・。
お近くにお住まいの方で、お時間あるときにチラシの配布や発送にご協力頂ける方がいましたら、ぜひご連絡ください。
また都内および近郊でチラシを置いて頂けるお店等も募集しますので、ご協力どうぞよろしくお願いします。
お問合せ先:映像グループ ローポジション
Email:info@inunekoningen.com
電話:045-228-7996
FAX:045-228-7976
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