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2023.11.28 Tuesday

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「犬と猫と人間と」9月の上映&トークの予定

2012.08.28 Tuesday

 飯田です。
9月は「犬と猫と人間と」関連の上映イベントがけっこう入っています。
15日のイベントは、毎年恒例のようになっているヤマナシヘムスロイドの牧さんが企画する「犬猫ものがたり」の5回目です。
また映画の上映で広島へ行くのは初めてなので、29日の広島上映も楽しみです。

・9/7(金)田園調布のカトリック教会にて、
 DVD「いぬとねことにんげんと」上映とトーク

・9/15(土)田園調布・Deco's Dog Cafe 田園茶房にて、
 DVD「いぬとねことにんげんと」上映とトーク 
  ※詳細は以下にて



・9/29(土)広島にて、映画「犬と猫と人間と」上映とトーク
  ※詳細は以下にて

昨日の「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」先行試写会の報告

2012.08.27 Monday

飯田です。
昨日は、宮城県の多賀城市文化センターで、「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」の先行試写会を行ないました。

共催のアニマルクラブ石巻の皆さんが丹念に準備をしてくださり、展示も大変充実していました。
来場者も201名と盛況で、作品に登場される方々も多くご来場くださり、いい雰囲気の上映会となりました。

宍戸さんが上映用のブルーレイディスクを焼きあげたのは前日の深夜、というギリギリの作業で、仕上がりをヒヤヒヤしながら見ていたのですが、お客さんも集中して観てくださり、僕も一緒に最後まで飽きずに見ることができました。
終了後は、皆さん展示をじっくりと見たり、アンケートを丁寧に書いてくださる姿を多く目にしました。
アンケートも100枚くらい集まり、これから見せてもらうのが楽しみです。

完成前に作品をご覧頂くということは、あまり一般的ではないと思いますし、もしかしたら、「中途半端なものじゃなく、完成させたものを見せてくれよ」と思われる方もいるかもしれません。

ただ、これまでのローポジションの映画はどれも、このように完成前にお客さんに観てもらうなかで、作品の完成度を高めてきました。

僕にとって映画づくりとは、一方通行の表現行為ではなく、「対話」の積み重ねのようなものだと感じています。
それはまず取材相手との対話であり、作品を見てもらうプロセスは、観てくれる人との対話でもあります。
加えて全ての過程で、自分のなかで対話を積み重ね、スタッフとの対話を経て、目指す道筋が見えてきます。

昨日のように、現時点で精一杯仕上げた作品をお客さんに観てもらうことは、作品における対話の質を、より高めていくために必要なプロセスだと感じています。
あらためて、昨日作品をご覧下さった方々に、心から感謝いたします。

終了後、アニマルクラブの方々との打ち上げの席でも感想を聞かせて頂いたのですが、それぞれに深く鋭い率直なご意見を聞かせてもらいました。
僕自身、現状の課題は見えているつもりでしたが、皆さんのご意見から気づかされることも多く、

本当の産みの苦しみは、まだこれから」

そんな確信を深めました。

というわけで、引き続き、どうぞよろしくお願いします。


<壁いっぱいに広がるロビーでの展示>

上映前のホール>

舞台挨拶を行なう監督の宍戸とアニマルクラブ石巻の阿部智子さん>

「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」製作&寄付の状況

2012.08.22 Wednesday

飯田です。
今週日曜日の宮城県多賀城市での試写会を前に、編集も大詰めを迎えています。昨日も監督・宍戸に上京してもらい、修正についての相談をしました。
まだまだ完成といえる状態ではありませんが、被災地の動物たちの状況を広く感じてもらえるものにはなってきたかと思います。

さて先月「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」製作のご寄付をお願いしたところ、多くの方からご寄付が届いております。

先日、大口のご寄付を頂いたこともあり、8月16日の時点で263万6027円にのぼりました。
まさか1ヶ月足らずで目標金額とした200万円を大きく越えるとは思っておらず、深い感謝とともに、今回の作品に対する皆さまの期待を強く感じております。

それだけに社会的な責任も感じますし、映画製作の台所事情もあらためてご説明しておく必要があるのでは、と感じています。

もしかしたら映画には、まだいくばくか夢や希望を見る余地があるのかもしれません。あまり現実的なお金の話などすると、そうした夢が遠のいてしまいそうな気もします。
しかし、ドキュメンタリー映画は、さまざまな現実から出発し、現実の社会のなかで広げていきます。作り手も、現実のなかで生きていかねばなりません。

あらためて言うまでもなく、映画の製作および上映には、多額の資金を必要とします。

今回の場合、機材は監督所有のもので経費に計上していませんが、主な製作費としては、スタッフ人件費と取材交通費、映画の仕上げのためのスタジオ代や音楽の制作・使用料などが挙げられます。
長期の撮影でもあるため、すべて計上すると800万円ほどの製作費となる見込みです。

また完成後の上映活動にも、まとまった金額が必要です。
上映にかかる費用としては、試写会の会場費、試写状やチラシ等の郵送料、予告編の製作費、チラシ・ポスターのデザインと印刷費、配給・宣伝スタッフの人件費等…。
一定の期間、監督とプロデューサーも上映活動に専念するため、その人件費もかかります。
こうした費用をあわせると、上映活動でも900万円ほどかかる見込みです。

これらの費用を、劇場公開や自主上映会での上映料、DVDや物販の売上によって回収していくのですが、それは決して容易なことではありません。
元手となる自己資金にも限界があるため、映画に対する助成金も申請中ですが、助成を受けられる作品の数は限られています。

前作「犬と猫と人間と」の広がりのおかげで、今回は製作段階から多くの方々が応援をしてくださっています。
しかし一方で最近は、この映画は前作以上に広げることが難しいかもしれない、そう感じています。

それにはいくつか理由があるのですが、ひとつには、すでに多くのメディアで被災地の状況は伝えられており、「わざわざ映画で観たくない」、そう思う人が大半である、という現実があります。

しかし、歴史的な大震災と原発事故が、動物と人々に何をもたらしたのかは、まだまだ伝えていく必要がありますし、後世に引き継いでいくべきことだと思っています。

そして、ご寄付くださった方々からも、「多くの人に現実を知らせてほしい」、そうした声を頂いています。

おかげさまで目標金額には達しましたので、映画を完成させる目処は立ちました。
上映に関して厳しい状況が予想されることもあり、寄付は引き続き募集させて頂き、仕上げ費用を引いた残額は、上映活動の資金に充てさせて頂きます。

なお、映画のエンドクレジットへのお名前の掲載は、今年の12月15日までにご寄付を頂いた方となりますので、ご了承ください。

映画に関する詳しい情報は、「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」公式サイト(仮)をご覧ください。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」ホームページ(仮)ができました!

2012.08.10 Friday

飯田です。

「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」ホームページ(仮)ができました!
基本的にはこちらのブログに掲載している情報ですが、新たに監督からのメッセージを載せています。
ぜひのぞいてみてください。

「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」公式サイト(仮)

「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」ご寄付について

2012.08.02 Thursday

飯田です。
おかげさまで先日より多くの方々が、新作「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」へのご寄付をくださっています。
7月末時点で922,867円にのぼっています。
目標金額は200万円ですが短期間でこれほどご寄付をいただき、監督の宍戸ともども、よい作品に仕上げたいと心が引き締まる思いです。

頂いたメッセージのなかに、

>自分自身は1作目の稲葉さんのようにできませんが、その何百分の1でも
>お力になれればと存じます。

と書いてくださった方がいました。
きっと他の方々も、同様のお気持ちでご寄付くださっているのだろうと思います。
皆さまの応援に心から感謝いたします。

すでにお振込くださった方、またこれからお振込くださる方々へのお願いです。

ゆうちょ銀行以外の他の金融機関からお振込頂いた場合、こちらではご寄付くださった方のお名前の漢字の表記やご住所などが把握できません。

ご寄付のお礼として、映画のエンドクレジットへのお名前の記載(5000円以上ご寄付の方)、映画DVDのプレゼント(1万円以上ご寄付の方)をさせて頂きたいと思っておりますので、お手数ですが、ぜひinfo@inunekoningen.com までお名前とご連絡先をお伝えください。

<お振込先>
【郵便振替】
  口座番号:02220-8-112225 
  加入者名:「犬と猫と人間と2」製作上映を応援する会
 (他金融機関からお振込の場合:二二九店 当座 0112225)

5,000円以上のご寄付を下さった方は、映画のエンドクレジットに、協力としてお名前を記載させて頂きます。もし匿名をご希望の場合は、その旨をお知らせください。
1万円以上のご寄付を下さった方には、エンドクレジットへのお名前の掲載とともに、映画DVDをプレゼントいたします。お届けはDVD発売開始後となります。
お振り込み後、info@inunekoningen.com まで、お名前とご連絡先をお伝えください。

※他金融機関からお振込の場合、こちらではご寄付くださった方のお名前の漢字の表記やご住所などが把握できません。必ずメール等でご一報下さいますようお願いいたします。

<お問合せ>
Email:info@inunekoningen.com
・映像グループ ローポジション
 電話:045-228-7996  FAX:045-228-7976
・「犬と猫と人間と2」製作上映を応援する会
 電話:090-1932-9965(宍戸) 

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