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2023.11.28 Tuesday

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映画は「育つ」ものらしい

2011.02.25 Friday

飯田です。
ローポジションから生まれた2本の映画、「フツーの仕事がしたい」も「犬と猫と人間と」も、気がつけばずいぶん大きく育ってくれた。
そして、今年は映画「タケオ」が誕生した。
http://homepage2.nifty.com/lowposi/lp_work_independent_03.html

映画を生み出すことも大変なのだが、産まれたばかりの映画を育てていくのは、なかなかに大変なことだ。

今回は数人で分担して上映活動の準備に取り組んでいるが、ときには衝突もある。それはもうまるっきり、子育てで生じる衝突とおなじようなものだ。
(ウチでも、今まさに赤ん坊を育ててる最中なので実感です)

「あたし(僕)ばっかりに育児の負担が!」「俺だって(私だって)頑張ってるんだ」「大変なの、もっと協力して」…。
それぞれに、あちらを立てればこちらが立たず…。

おそらくは「誕生」や「創造」という行為は、混乱・混沌と一体で生じるのだろう。
そうでも思わなくては、やっていられない…。

だが、そんな衝突を横目で見ながらも、子どもは育つのだ。
そしてきっと、映画だって広がるものなのだ。
「タケオ」も、今はまだ水面下だが、着々と根を広げ、成長している手応えはある。

この映画を一言で表すなら、僕は「生の喜びを感じる映画」と言いたい。
映画を広めるにあたっては、主人公のタケオくんがすでにミュージシャンとして活躍しており、また人に好かれる、魅力あふれる人物であることも大きな強みだ。

映画の場合は、「成長した」といっても、もちろん見た目は産まれたときと変わらない。
でもなにかが明らかに違う。
もしかしたら、それは関わる人々の、その映画を見つめるときの心持ちかもしれない。
それほどに、生まれたての映画に関わることは、ドキドキハラハラの連続だ。
でも、だからこそ、その育ちを見届けることには喜びもある。

ぜひ皆さまに、まだヨチヨチ歩きの可愛らしい、映画「タケオ」を観てほしい。
そして、このコが成長できるよう、一緒に育てていってもらえたら、こんなにありがたいことはない。

●新都市センターホール (東京・多摩センター)2011年2月27日14:00
*映画「タケオ」&アフリカン音楽*
 日時:2月27日(日) 14時 開映(13:30開場)
 場所:新都市センターホール <多摩センター三越7階>
 交通:多摩センター駅 *徒歩3分 <京王線・小田急線・多摩モノレール>
 料金:一般1000円 / 小人500円(高校生以下)
 主催 / 新倉壮朗コンサート実行委員会 電話&FAX 042-734-7787

●東京ウィメンズプラザ (東京・青山)2011年4月16日(土)14:00
●大阪市立こども文化センター (大阪・西長堀)2011年5月21日(土)14:00

 

うらやすドキュメンタリー映画祭に!

2011.02.25 Friday

飯田です。
3月21日(月・祝)開催の「うらやすドキュメンタリー映画祭2011」で「犬と猫と人間と」が上映され、僕も参加してきます。
http://urayasu-doc.com/festival2011/

昨年6月にも、定例の上映会でも上映してもらっていたのですが、そのときは伺えず残念でした。
今回は第1回目の映画祭の中でアンコール上映作品として選んでもらい、とても嬉しく思っています。

映画上映後の舞台挨拶に加え、他の監督さんたちと一緒にシンポジウムにも参加させてもらう予定です。

先日の大倉山ドキュメンタリー映画祭も共通しますが、こうした市民によるドキュメンタリー映画の上映・鑑賞の機会がもっと増えていってもらいたいと願っています。
さまざまなドキュメンタリー映画に触れるチャンスでもありますので、お近くの方はぜひ足をお運びください。

『犬と猫と人間と』DVD&書籍を、全国の図書館や学校に!

2011.02.21 Monday

飯田です。
2/18に、インターネット上の保険代理店「DOZO」のサイトで、ペット保険が始まりました。
「DOZO」は、保険に加入し事故や病気などなく無事に過ごすことが、社会貢献や寄付につながるという、ユニークな仕組みの保険サイトです。

なぜこのDOZOを紹介するのかというと、その寄付先のひとつとして、『犬と猫と人間と』のDVDと書籍を全国の図書館または学校に寄贈していくという、これまたユニークな(そしてとってもありがたい)取り組みも行なわれることになりました!
ペット保険の取扱い開始記念として、紀伊国屋書店さんと太郎次郎社エディタスさんよりDVDと書籍の提供もあり、現在寄贈先を募集しています。
よろしければぜひ申し込んでみてください。
サイトにはドウゾの代表取締役、棚田信子さんから受けた僕のインタビューも掲載してもらっています。

また、少し前には、埼玉在住のHさんより、「この映画をもっとたくさんの人に観てもらいたいのでご自分で購入し図書館に寄贈したい」、とのお申し出を頂きました。
図書館用はライブラリー価格というのがあり、個人価格より高くて申し訳ないところなのですが、こうしたお気持ちはホントに嬉しく励まされます。
本当にありがとうございました。

映画「タケオ」多摩上映のご案内

2011.02.21 Monday

映画「タケオ」の多摩上映会、いよいよ今週の日曜日となりました。
2月25日には、BS japan の「MADE IN BS JAPAN−生放送とれたてアジア−」で安藤モモ子さんが映画「タケオ」のことを紹介してくれます。
本人のライブ演奏つきで1000円と超お得です!
ぜひぜひご参加ください。

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    ドキュメンタリー映画
「タケオ ダウン症ドラマーの物語」
     多摩上映のご案内
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<作品紹介>
−アフリカン・ドラムを演奏するダウン症の青年タケオ−
新倉壮朗(通称タケオ・24歳)は幼い頃から音楽が大好き! ホームビデオが捉えた彼の子ども時代は、いつも音楽と人々に囲まれています。アフリカのミュージシャン、個性的な演奏家たち、タケオはさまざまな人との出会いのなかで育ち、各地でコンサート活動をするようになりました。

−セネガルの美しい自然、溢れるリズム−
いつか、アフリカン・ドラムの本場へ行きたい! 2008年、念願のセネガルへの渡航を果たします。ゆったりと流れるアフリカの時間、セネガルの人間国宝でサバール奏者のドゥドゥとの熱いセッション。そしてドラムで熱狂する現地の祭りへ飛び込み、溢れるリズムと一体になります―。



−音が子どもたちの可能性をひらく−
タケオは現在、障がいのある子どもたちと一緒に音楽を楽しむ場を作っています。音楽がタケオの可能性を広げたように、いま、子どもたちの可能性も、タケオと奏でる音のなかで、ふんわりと開いていくようです―。

監督:常田高志 プロデューサー:榊正昭
企画/製作:映画「タケオ」製作委員会/映像グループ ローポジション
2011年作品/76分/16:9/HD/カラー/ドキュメンタリー

<コメント>
●笑い、泣きながら、あなたもきっと踊りたくて、大きな声で歌いたくてしょうがなくなるはず!安藤モモ子(映画監督)

●落ち込んだりしている今の自分にタケオ君は背中をポンと押してくれた…そんな感覚です。(上映会アンケートより)

<上映予定>
日時:2月27日(日)14時 開映(13:30開場)
 ※映画上映とライブ演奏あり
場所:新都市センターホール(多摩センター三越7階)
交通:多摩センター駅 徒歩3分(京王線・小田急線・多摩モノレール)
料金:一般1000円 / 小人500円(高校生以下)
主催:新倉壮朗コンサート実行委員会(電話&FAX:042-734-7787)

<今後の上映予定>
●2011年4月16日(土)14:00
東京ウィメンズプラザ (東京・青山)
 ※映画上映とライブ演奏あり
主催:映像グループ ローポジション(問合せ:low-posi@nifty.com

●2011年5月21日(土)14:00
大阪市立こども文化センター(大阪・西長堀)
 ※映画上映とライブ演奏あり
主催:映像グループ ローポジション(問合せ:low-posi@nifty.com

中学生のお手紙

2011.02.12 Saturday

埼玉県の中学1年の女の子が、番組「深イイ話」を見てお手紙をくれました。
うちで捨てられた犬を飼うようになった事をきっかけに、動物の状況を考えるようになったそうで、ペットショップで働くのが夢だったが、今は捨て犬捨て猫の里親を探すボランティアをするのが夢だと書いていました。
丁寧に思いがつづられた手紙を読み、ぼくのほうが励まされる気がしました。