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2023.11.28 Tuesday

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「犬と猫と人間と」ニュース Vol.19 

2010.12.29 Wednesday

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  「犬と猫と人間と」ニュース Vol.19 2010.12.20
     http://www.inunekoningen.com/
     発行:映像グループ ローポジション/合同会社東風
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 1.この一年、どうもありがとうございました!
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 今年、「犬と猫と人間と」は、なんと136回もの自主上映会が
 企画されました。
 多くの方々が、稲葉さんや映画に出演してくれた方たちの思いに
 共感し、捨てられ処分される犬や猫の状況を改善していきたいと、
 この映画を広め、上映会を企画してくれました。
 映画は、人に観てもらってはじめて映画となります。
 多くの人に支えられ、見守ってもらい、この一年で作品は大きく
 成長してくれたように感じています。
 上映会を企画してくださった方々、さまざまなかたちでご協力く
 ださった方々、本当にありがとうございます!
 心から感謝をしております。

 ただ、多くの方にご覧頂けたといっても、その数およそ3万5千人。
 日本全体からみると、まだまだホントにごく僅かでもあります。
 自主制作のドキュメンタリー映画は基本的にマイナーですから、
 総じて、量(人数)より質だとも思いますが、やっぱりもっともっ
 と多くの方にご覧頂きたいものです。
 来年もどうか上映会が広がりますように!

 上映会をやってみたいと思って下さっている方は、どうか配給の
 東風まで、お気軽にお問い合せください。(飯田)

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 2.監督・飯田による連載エッセイが、地方紙に掲載中!
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 共同通信の配信記事として、映画と同題の12回の連載エッセイ
 「犬と猫と人間と」を書かせてもらいました。
 この秋から、いくつかの地方新聞に掲載されています。
 まだ掲載は10紙ほどですが、もう少し増えるかもしれません。
 購読している地方紙があれば、新聞社にリクエストすると掲載が
 始まるかもしません(笑)。
 機会ありましたらお読み頂けたら幸いです。(飯田)

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 3.「犬と猫と人間と」DVD&書籍、大好評で発売中!!
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■DVDパッケージ
 この映画をもう一度観たい、手元に残しておきたい。
 DVD限定の特典映像も充実!
 ・杉本彩さん×飯田監督トーク
 ・映画製作スタッフによるトーク
 ・しろえもん以外にも撮り続けていた犬がいた!
 ・しろえもん&にゃんだぼ その後
 ・再会・徳島の子どもたちと犬

 発売:映像グループ ローポジション
 販売:紀伊國屋書店(03-6910-0530)
 品番:KKJS-96 定価:税込3,990円(税抜3,800円)
 以下の紀伊國屋書店サイトやAmazonなどのネット通販、
 全国のDVDショップ・書店でご購入できます。 
 http://forest.kinokuniya.co.jp/ItemIntro/629359

■書籍「犬と猫と人間と いのちをめぐる旅」
 日本のペット事情を追った話題のドキュメンタリー映画
 「犬と猫と人間と」の監督が見た、捨てられた犬と猫のその後、
 人間にできることとは? 待望の書籍化!

 (飯田より)
 僕自身の右往左往ぶりも多々盛り込みました。マジメだけど
 泣いたり笑ったりする本に仕上がったかと、ちょっとだけ自負
 しています。よろしければぜひお読みください。

 四六判・並製 228ページ 飯田基晴●著 
 価格:税込1,575円(本体1,500円)
 発行元●太郎次郎社エディタス www.tarojiro.co.jp
 全国の書店、amazonなどのネット通販でお求めになれます。
 http://amzn.to/91yF8W

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 4.学校上映キャンペーン!!& 自主上映募集
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 6月末に開始した「犬と猫と人間と」学校上映キャンペーンです
 が、実は、なかなか広まっておりません…。
 ご覧下さった方の多くが「この映画、学校で子どもたちに見せた
 いね」と言ってくれますし、学校現場に働きかけて下さる方も各
 地にいらっしゃるのですが、作品が長尺なこともあり、なかなか
 苦戦されているようです…。
 このまま引き下がりたくないと思っています。

 まずキャンペーン期間は、2011年3月末までとなっていましたが、
 来年度も継続することにいたします。
 (ホントは「好評につき継続!」と言いたかったのですが…)

 他にも、本編上映とは別のアプローチも検討中です。
 来年はぜひ自主上映と並行して、学校上映も広がってもらえたら
 と願っております。(飯田)

●「犬と猫と人間と」学校上映キャンペーン!
 ・期間:2010年7月〜2012年3月末
 ・対象:公立の小学校〜高校、およびフリースクール、児童館等
 ・上映料:3万円(税込)
 ※1回上映/無料上映に限らせていただきます。
 詳しくは東風までお問い合わせ下さい。

●自主上映会もまだまだ募集中!
 知るため、知らせるために、ぜひ自主上映会を企画してください。
 小規模から大規模な上映会まで対応しています。
 上映会の条件等は、http://www.inunekoningen.com/blog/ にて。

 お問合せ、お申込は配給:東風まで。
 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-42-11 カーサ新宿705号室
 TEL:03-5155-4362 FAX:03-5155-4364
 E-mail:info@inunekoningen.com

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 5.長野の中学校で上映会!
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 ※このブログの下で掲載していますので省略します。
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 6.来年の自主上映会!
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 お近くのものがありましたら、ぜひ足をお運びください。
 詳細は右のサイトにて。http://www.inunekoningen.com/blog/

■1月7日(金)10:30〜/14:00〜
 神奈川県座間市:ハーモニー座間小ホール
 主催:「犬と猫と人間と」座間上映会

■1月8日(土)10:00〜
 福島県いわき市:いわき市総合保健福祉センター
 主催:いわき「犬猫を捨てない会」

■2月5日(土)13:30〜
 東京都新宿区:戸塚地域センター
 主催:戸塚地区地域ねこ対策協議会

■2月20日(土)13:00〜
 石川県金沢市:常讃寺

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  5.ローポジション関連情報!
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●12月2日、ローポジションの事務所が移転しました。
 新住所はこのニュースの最後に記しています。
 
●待望のローポジション新作映画、ついに完成!
 「タケオ」−ダウン症ドラマーの物語−(監督:常田高志)
 上映会もあり。詳しくは、http://www.inunekoningen.com/

●飯田前作「あしがらさん」もDVDにて販売中!
 詳しくは、http://www5f.biglobe.ne.jp/~ashigara/

●土屋監督「フツーの仕事がしたい」好評上映中!
 詳しくは、 http://nomalabor.exblog.jp/

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▼監督・飯田が更新!「犬と猫と人間と」最新情報は以下より▼
 Low Position BLOG http://lowposi.jugem.jp/

■以上、転送歓迎です。

中学校での「犬と猫と人間と」上映の経緯

2010.12.29 Wednesday

飯田です。
去る11月20日に長野県の茅野市立北部中学校のPTA行事として、「犬と猫と人間と」の上映会が行なわれ、300人の生徒さんと60人の保護者が映画を観てくれました。
僕は伺えませんでしたが、後日届いたアンケートを見て、真剣に受け止めてくれた子どもたちの思いがとても印象的でした。
なかなか学校上映が広がらない中での貴重な機会でしたので、上映会を企画してくれたPTAの山田久美子さんに、その経緯を尋ねました。
以下、山田さんからのお返事を掲載させて頂きます。

Q:今回はどのような経緯で、中学での上映会が実現したのですか?

こちらの学校のPTAには教養部というものがあり、そこが企画運営する行事のひとつが講演会です。
例年は外部の講師を招いていわゆる「ためになるお話し」をしてもらいます。
その講師選びをしている時にこの映画をみつけました。
正直最初は、時間も長いしテーマも重いな〜と思い少し躊躇しました。
でも時間が経つにつれてどうしても映画の事が頭から離れなくなり、だめもとで学校に提案してみました。
案の定、時間的な理由で一回はボツでした。

それから少し時間が経って突然学校から「やってみましょうか」とお返事を頂きました。その後時間の調整(当日は授業参観日だったので)などしながら進めていきました。映画のDVDも購入し校長先生にも観て頂きました。
「道徳的に何の問題もない」とおっしゃって下さいました。
上映の準備をしていく中で、映画を観るだけではなく何か繋がるものが欲しいな、と思い始めました。
本当は監督さんに来て頂きたかったのですが・・・時間に限界がありました。
近くで活動しているボランティアさんに直接お会いして、情報を貼りだしました。
あと、必要としているタオルの寄付を呼び掛けました。
(このタオルも大きな段ボール箱に6箱分ほど集まりました。)
経緯としてはこんな感じです。

今回上映できた理由として、

・映画上映出来る機材や会場が整っていた事。(500人収容のホールがあります。)
・中心となる私が保護活動などに関わっていなかった事。
 ↑どっぷりと関わっていたらたぶん言い出せなかったと思います。
・先生方が協力的だった事。PTA役員さんも。
・私以外の部員さんがとてもとても協力的だった事!!!

こんな色々が重なって実現できたと思っています。

Q:山田さんご自身は、中学生たちの感想を見て、どのように感じましたか?

中学生は「本当の事」がよく解っているな〜と思いました。
まっすぐな映像からはまっすぐな意見しか出てこないんですよね。
大人の取り繕った言葉ではきっとここまで命をみつめる事はできないでしょうね。
私がどうしても伝えたかった「命」について真剣に考えてくれたと思います。
そして心が痛かったと思います。
正直に言うと私も色々他人の意見や他人の目が気になりこの企画を進めていく段階になっても怖かったのです。
でも生徒達の感想を見て「やって良かった」と心から感じました。

Q:山田さんと同じように、「地域の学校で上映会を開きたい」と思ってくれている方たちに、何かアドバイスやメッセージがあれば。

一人では絶対に実現しなかった事です。
学校に直接かかわりがなくても、自治会などのつながりでちょっと口にしてみると「私もすごく興味ある」と言ってくれる人が必ず現れると思います。
私もそうでした。
私はたまたま、企画運営の中心であった事、先生方、PTAの方々が協力的であった事、とてもラッキーだったと思っています。
私が常に気をつけていたのは、おしつけがましくしない様に、という事でした。
私は犬や猫が好きだけれど嫌いな人も興味のない人もいるという事を常に頭に置いていました。
それでもつい、力がはいってしまうんですけどね・・・。
学校上映は、観たくないかもしれない子にも半強制的に観せるという事だと思うのです。
でも観るに値する映画だという事を自分が信じてそれを伝えて欲しいです。
ちょっとえらそうですみません。 
以上です。

とりとめのない文章でわかりにくいかと思いますがお許しください。
この経験を通して私自身もたくさんうれしくてたくさん悲しい思いをしました。
そしてたくさんの命と出会えました。
そのきっかけをつくって下さった飯田監督にも感謝しております。
本当にありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい!

山田久美子

山田さん、年末のお忙しい中で丁寧なお返事を下さり、本当にありがとうございました。
「犬と猫と人間と」学校上映キャンペーンは来年度も継続します。
来年はぜひ1校でも多く、この作品を上映してくれる学校が増えることを願っています。

ありがとう!

2010.12.06 Monday

飯田です。

先週の土曜日は埼玉県新座市での「犬と猫と人間と」上映会に行って来ました。上映会でのトーク、今年は何回やったかまだ数えていませんが、とりあえず本年はこれで最後です。主催者のSさんとお姉さん、ご友人の3人という、まったくの個人で実現してくださいました。
実はこの映画の上映は、このように個人の方が企画されることも多いのです。
ホントにいつも感謝しきりです。

今年、「犬と猫と人間と」は、なんと136回もの自主上映会が企画されました。
多くの方々が、稲葉さんや映画に出演してくれた方たちの思いに共感し、捨てられ処分される犬や猫の状況を改善していきたいと、この映画を広めることに協力してくれ、上映会を企画してくれました。
映画は、人に観てもらってはじめて映画となります。
多くの人に支えられ、見守ってもらい、この作品は大きく成長してくれたように感じています。
上映会を企画してくださった方々、さまざまなかたちでご協力くださった方々、本当にありがとうございます!
心から感謝をしております。

先日は「民主党動物愛護管理法改正を検討する議員連盟」(仮称)の設立総会が開かれ、そのなかで「犬と猫と人間と」もご紹介頂けたようです。
僕も事務局長の岡本英子議員から声をかけてもらったのですが、事務所引越しの日と重なり参加できず、すみませんでした…。

この作品は、多くの方にご覧頂けたといっても、その数およそ3万5千人ほど。
日本全体からみると、まだまだホントにごく僅かでもあります。
自主制作のドキュメンタリー映画は基本的にマイナーですから、総じて、量(人数)より質だとも思いますが、やっぱり多くの方にご覧頂きたいものです。
来年もどうか上映会が広がりますように!
上映会の企画に関心持って下さっている方は、どうか配給の東風までお問い合せください。

それから、6月末より開始した、「犬と猫と人間と」の学校上映キャンペーンですが、実は、なかなか広まっておりません…。
ご覧下さった方の多くが、「この映画、学校で子どもたちに見せたいね」と言ってくれますし、学校現場に働きかけて下さる方も各地にいるのですが、作品が長尺なこともあり、なかなか苦戦されています…。
しかし「あしがらさん」のほうは、観客数ははるかに少なかったのですが、よほど学校で利用されています。
それを考えると、このままでは引き下がれないとは思っています。
まずキャンペーン期間は、2011年3月末までとなっていましたが、来年度も継続することにいたします。
(ホントは「好評につき継続!」と言いたかったのですが…)

他にも、実践例の紹介や、本編上映とは別のアプローチなども検討中です。
そのようなかたちで、来年は自主上映と並行して、学校上映も広がってもらいたいと願っております。

昨日の日曜は、早稲田大学のジャーナリズム演習というゼミの活動に招かれて、学生さんたちと一緒に、昼間は多摩川で暮らす佐藤さんというおじさんを訪ね、夜は新宿の炊き出しへと向かいました。
ここで先生をしている、アジアプレスの野中章弘さんが毎年学生たちに「あしがらさん」を見せてくれていて、僕ももう3年くらい招いてもらっています。
野中さんには、僕が映像を作り始めた12年ほど前にお会いして、とてもお世話になりました。

当時、大学を出てフリーターをしながら、新宿のホームレスの人たちの記録を撮り始めていました。
撮っているうちに「どこかで発表したい」という思いが高まり、人づてに野中さんを紹介してもらいました。
大学出たばかりのまったく素人で「思い」しか持たぬ僕に、野中さんは、MXテレビ(東京のローカル局)の番組プロデューサーを紹介してくれ、アジアプレスの編集機材を使わせてくれました。
そして新宿の支援団体に参加するボランティアのお医者さんたちの冬の活動を取材し、1999年の3月末頃、4分半の映像を放送することができました。
これが僕の初めての作品です。
野中さんにはその頃一度飲みに連れていってもらいましたが、そのとき聞かせてもらった話は今でも覚えています。

そのときの番組のギャラは3万円くらいだったかな?
交通費とテープ代で消えてしまいそうな金額でしたが、お世話になったアジアプレスに少しでも納めようと思ったのですが、「もっと大きな仕事をしたときにもらうから」と受け取ってもらえず、けっきょくお世話になりっぱなしでした。
思わず、「僕もこういう大人になろう」と思ったものです。

アジアプレスは海外の取材報道がメインだったこともあり、その後僕は別のところで仕事するようになりましたが、教育現場に入った野中さんから声をかけてもらうようになり、かつての自分に近い年齢の学生さんたちに会うことは、なかなか感慨深かったりします。

この数年、毎年のように声をかけてもらっている大学がいくつかあるのですが、授業内容としては、早稲田が「ジャーナリズム演習」、立教大学が福祉学部の授業、法政大学は国際文化学部での映像制作のゼミ、湘南工科大学では「ボランティア論」と、我ながらあきれるくらい雑多です。
毎回冷や汗もので、「来年はもう呼ばれないだろう」とか「来年はもうやめよう」と思うのですが、声をかけてもらうと結局引き受けています。
相変わらず、うまく話せたとはまったく思えないのですが、ならばもっと準備や工夫を、と考えたり、結局、話すことで僕のほうが勉強させてもらっているのかも、という気がしてきました。

ふだんはお知らせばかりのブログですが、珍しくツラツラと書いてしまいました。
あぁ、なんだかやることがたまる一方だ。

引越し完了!

2010.12.03 Friday

飯田です。
昨日、なんとかローポジションの事務所引越しが終了しました。
今回は「しごとも」というところに手伝ってもらいました。
しごともさん、どうもありがとうございました!
まだダンボールぎっしりのすごい状態ですが、何とかパソコンも使えるようになり、ホッとしています。
やれやれ。

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