DOCSシアター特別上映決定!『ガーダ パレスチナの詩』上映&古居みずえ監督トーク
日時:12月10日(日)13:30〜16:00 ※上映後に古居みずえ監督によるトークあり
会場:横浜市ことぶき協働スペース(横浜市中区寿町4−14 横浜市寿町健康福祉交流センター2階)
作品:『ガーダ パレスチナの詩』(監督:古居みずえ/2005年/106分)
https://tofoofilms.co.jp/catalog/catalog-110/
フォトジャーナリスト、古居みずえが、現代パレスチナの女性の生きざまをとらえたドキュメンタリー。ガザ地区難民キャンプで生まれ育ったガーダは、古い因習に立ち向かう自立心旺盛な女性。抵抗運動で親戚の少年が殺されたことを契機に、民族が追われた故郷の歴史をたどり始める。封建的な男性社会であるパレスチナでは、女性たちの声が聞え難い。古居は、ガーダの23歳から35歳までの結婚や出産などの出来事を追いながら、男性の ジャーナリストでは撮影する事が不可能な貴重な映像を紡ぎ、難民キャンプで生きる人々のリアルな日常を描き出す。困難な状況の中、故郷の料理や歌い継ぐべき詩歌を残そうと奔走する女性の成長ぶりが深い感動を生む。
料金:一般1,200円/学生および障害のある方1,000円/18歳以下500円
※上映会経費を除いた収益は、パレスチナ支援を行っている団体に寄付いたします。
申込:こちらの予約申し込みフォームにご記入ください ※定員40名
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なんだかこの日の余韻がまだ残っています。開港の挨拶に立った時、会場の暖かい雰囲気が伝わってきて、特別な感慨にかられました。僕の原点のひとつに、学生時代の1996年頃に通っていた寿識字学校での体験があります。思わずそんな話をしていました。
ヨコハマDOCSの立ち上げ準備を進める中で、あらためて感じていたことがあります。
それは、施設長の徳永緑さんを筆頭に、ことぶき協働スペースのスタッフが、この街で長年活動してきた方々へ深いリスペクトを抱いていることです。そこから信頼関係を築き、寿歴史研究会の立ち上げや、書籍「横浜寿町 地域活動の社会史」(上下巻)という成果に結びついたのだと思います。
このヨコハマDOCSも、ことぶき協働スペースがあるから生み出せたと感じています。
次回8/5(土)には拙作『あしがらさん』と『「ホームレス」と出会う子どもたち』を上映します。
どんな作品かは自分では説明しにくいので、レビューサイトなどご覧頂くのがよいかもしれません。
https://filmarks.com/movies/5686
ヨコハマDOCSではショート・ドキュメンタリー制作のワークショップも参加者募集中です。興味ある方はぜひご参加ください。近日中にもうひとつの活動の告知も行います!
]]>来月より、ヨコハマDOCSという活動を開始します。
コンセプトは横浜でドキュメンタリー映画を「作る」 「観る」 「学ぶ」。
ドキュメンタリー製作のワークショップや上映活動、寿町での映画製作の検討会等を行っていきます。それぞれ参加者を絶賛募集中です!
運営は映像グループ ローポジション、横浜市ことぶき協働スペース、横浜コミュニティデザイン・ラボの3者の協働で行います。
ヨコハマDOCSキックオフイベントを7/8(土)に行います。
映画「どっこい!人間節 −寿・自由労働者の街」(1975年/121分/製作:小川プロダクション)の上映と加藤彰彦さん(沖縄大学名誉教授/元寿生活館職員/寿歴史研究会)をお招きしての対談を行います。関心ある方はぜひご参加ください。
もうひとつのお知らせです。2006年より映像グループ ローポジションという名称で3人で事務所を運営してきましたが、5月末で事務所をたたみました。今後も、映像グループ ローポジションという名称で活動は続けます。
長く共同で使ってきた事務所をたたむのは寂しさもありましたが、ヨコハマDOCSの活動は土屋トカチくんと一緒にやっていきますし、それぞれのライフステージを考えての新たな展開だと思っています。思えば多くの来訪者を事務所でお迎えしてきました。これまで関わり合った方々への感謝とともに、これからも映像グループ ローポジション、そしてヨコハマDOCSをよろしくお願いいたします。
]]>今日の福祉新聞に紹介記事が掲載されました!
上映会の予定も入り出しているので、現時点でわかっているものをお知らせします。
それぞれの詳細は主催者さんの告知が始まってからまたご案内いたします。
いずれの上映会も僕も参加して、上映後に関係者の方々とトークを行います。
4月22日(金)夜 予定 神奈川県相模原市 会場:相模原市南区市民ホール
4月24日(日)14-16時半 横浜市都筑区 会場:かけはし都筑
5月7日(土)13-16時 横浜市緑区 会場:みどりアートパーク
https://www.pukapuka.or.jp/2022/03/04/6980/
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「犬と猫と人間と」完成から13年、「犬と猫と人間と2」完成からは9年が経ちます。いまあらためてこの2作品を映画館で2週間も上映して頂けること、光栄に思います。
しかし、お客さん来てくれるのか…。
名古屋と近郊の方々、こんな決断をした大須シネマさんのためにもあらためてご覧頂けたら嬉しいです。
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優生保護法〜知らないうちに手術をされた
11月29日には国の謝罪と補償を求める署名提出の院内集会があり、Zoomでの中継も行われます。
https://confront-thk.hatenablog.com/
精神障害にまつわる新作映像の豪華2本立て上映会をオンライン配信します。
2作品の上映後はそれぞれ監督、出演者とのディスカッションも予定しています。
配信日:2021/12/12(日)13:30〜 12/19(日)23:59まで見逃し配信あり
オンラインチケット販売ページ:https://kipz.fun/mall/event/1321
配信鑑賞チケット:1500円
※ウィリング横浜で行われる上映会のライブ配信となります。リアル会場での上映会の参加申し込みは以下よりお願いします。
神奈川精神医療人権センター https://kp-jinken.org/
【作品紹介】
『不安の正体 精神障害者グループホームと地域』
近年、精神障害のある人たちのグループホームが各地にできている。だがそれに伴い、地域住民によるグループホーム開設反対の運動が生じることも増えている。事業者が精神障害やグループホームについて説明しても反対の声は収まらず、こじれていくばかりだ。なぜこのような反対運動が起きるのか? 住民の不安の根本にあるものはなにか? そして、精神障害者のグループホームとは、実際にはどのようなものか?
グループホームに入居している方々の生活、インタビュー、反対運動の現場を通して、その実像を見つめる。
企画:池原毅和 企画協力:三橋良子
監督・撮影・編集・ナレーション:飯田基晴
製作:NPO法人自律支援センターさぽーと
制作・販売:映像グループ ローポジション
2021年/日本語/16:9/65分
「不安の正体」紹介ページ:https://www.lowposi.com/gh/
『OUTBACKアクターズスクール第1回公演「まだ見ぬ世界へ」』
今年4月に誕生したOUTBACKアクターズスクール、約20人の受講生のほとんどは、メンタルヘルスに何らかの不調を抱えた経験のある人たちです。この半年間、自らの病の経験を語り、その原因となった感性や苦難を乗り越えてきた力を、「表現」に変えていく作業に取り組んできました。個々の物語をミックスして、新たなひとつの物語へと紡ぎあげ、出演者たちもまだ見たことのない「まだ見ぬ世界」を舞台の上で披露したいと思っています。
彼らが、精神疾患を抱えながらサバイブしてきたことで得られた強さ、逞しさ、繊細さ、生へのエネルギーに注目してください。「精神疾患を持つ人」の見方がきっと変わるはずです。
OUTBACKアクターズスクール:https://outback-jp.com/
【配信スケジュール】
2021年12月12日(日)
13:30 第1部 映画「不安の正体」上映(65分)
上映後に飯田監督とのディスカッション
15:15 休憩
15:30 第2部 OUTBACKアクターズスクール第1回公演
「まだ見ぬ世界へ」の全編映像(40分)
上映後に出演者とのディスカッション
16:50 終了予定
12/19(日)23:59まで見逃し配信あり
オンラインチケット販売ページ:https://kipz.fun/mall/event/1321
]]>コロナ禍で地域猫活動の講演会など開けない状況が続いてますが、この機会に地域猫活動について、理解を深めて頂けたら幸いです。
個人的には、第2部「地域と猫と人間と」は、取材時の思わぬ展開を内容に盛り込むことができて、楽しんでもらえる作品になったと思っています。3本ご覧頂くと、地域猫活動というユニークな取り組みの魅力がきっと伝わると思います。
<DVD『地域猫活動のすすめ』動物愛護週間に無料公開>
DVD『地域猫活動のすすめ』を2021年の動物愛護週間(9/20〜9/26)限定でYouTubeにて無料公開します。
第1部・特別講義「黒澤泰による地域猫活動のすすめ」(20分)
第2部・ドキュメンタリー映画「地域と猫と人間と」(34分)
https://youtu.be/von7Mj0NEJI
第3部・対談「黒澤泰が選ぶ!地域猫のよくある失敗・ベストテン」(23分)
https://youtu.be/Pv_ZAghxCXg
DVD『地域猫活動のすすめ』作品紹介ページ:https://www.lowposi.com/neko/
1998年の2月7日は、僕の人生にとって大きな転機となった。
当時、新宿駅西口の地下には200人以上がダンボールの小屋で暮らす場所があり、通称、ダンボール村と呼ばれていた。ここに「ゆうこさん」という40代の女性も暮らしていた。ゆうこさんとは、当時僕が参加していた「たまパト」という野宿の人たちへのボランティアグループの活動で知り合った。ポッチャリした体格に柔和な顔、軽い知的障害もあったが、訪れるといつも人なつっこい笑顔で迎えてくれた。
路上に来る前、彼女はお兄さん夫婦の元で暮らしていたという。しかし、そのお兄さんからひどい扱いを受けるので家を飛び出したらしい。暴力を振るわれることもあったと聞いている。
新宿に来てから、彼女は男の人と一緒に野宿するようになった。しかし、その人が他の女性と付き合うようになり捨てられてしまったそうだ。そして行くあても無いまま一人でトボトボ歩いていると、正面から歩いてきた男性に声をかけられた。それが相内さんだった。
ゆうこさんはその出会いを語るとき、「おとうさん、優しい目をしてたの」と言う。
相内さんは60歳くらいで、20近い年齢差もあってか、ゆうこさんは彼のことを「おとうさん」と呼ぶ。2人は籍を入れ、ダンボール小屋で一緒に暮らしていた。
相内さんはゆうこさんと出会う前は毎日のように酒を飲んでは暴れていたが、彼女と一緒に暮らしてから酒は一切止めたそうだ。実際ゆうこさんも、相内さんが酒を飲むところは見たことがないと言っていた。
しかし2人とも持病があり、いつまでもこの生活を続けていられる状態ではない。相内さんは古雑誌を集める仕事をして生活費を稼いでいた。アパートを借りて2人で住むことを希望していたが、福祉の世話になることは相内さんがかたくなに拒んでいた。
そうした状況が続く中、1998年1月のある日、家に帰ると留守番電話に、
「ゆうこです。また電話します」
とメッセージが入っていた。
翌日に立ち寄ると、ゆうこさんが1人でいた。
「あら飯田さん、こんにちは。あたしきのう飯田さんに電話したのよ」
笑顔にかげりが見える。
「電話どうも、うれしかったですよ。ゆうこさんどうかしたの?」
「あのね…。最近おとうさんとうまくいってないの」
相談できる相手もなく一人で悩んでいたようだ。相内さんに若い彼女ができたという。もう何日もおとうさんとは口をきいてない、あたしも他に好きな人がいるし、その人といっしょになろうかな、と言う。
「飯田さん、あたし、もう別れようかしら。どうしたらいいと思う?」
障害や病気のことも含め、いま彼女が一人で生活をすることは困難だ。好きになった人ともすぐに一緒に暮らせる様子ではなさそうだし、家族の元へは絶対に帰りたくないと言う。
ゆうこさんには、行き場がない。
「ゆうこさんも、今すぐどこかに行くわけにもいかないだろうし、もうしばらく相内さんと一緒にいて、様子を見たほうがいいよね」
としか言えなかった。
ちょうどそのころ、僕の方も付き合ってる相手とうまくいかなくなり、悩んでいる時期だった。
「僕も今、ふられそうなんだ」
と告げると、
「そうなの…。飯田さん、かわいそうねぇ」
と自分の事をおいて心配し、
「でも飯田さんならすぐにいい人見つかるわ。Aさんはどう?」
と励ましてもくれた。ゆうこさんと話した後、僕は近くの小屋に暮らす木村さんという女性の所にも寄り、少しおしゃべりをして帰った。
その次の日、またゆうこさんから電話があった。何かあったのではと心配すると、
「おとうさんがその女の子と別れたの。だから仲直りしたんだ」
それを聞いてホッとしていると、
「木村さんに会ったら、『飯田さん、なんだか元気なかったわね』って言ってたの。だからあたし木村さんに、『飯田さんふられたの』って話したの。そしたら、『かわいそうね』って木村さんが涙ぐんでたから、あたしも一緒に泣いちゃった」
こっちこそ涙が出そうになった。僕のつらさを、まるで自分の事のように受け止めてくれる人たちがいる。こんな人たちに出会えたことが本当にうれしかった。
それからしばらくして、ゆうこさんの小屋を訪れると、相内さんと元気そうなゆうこさんがいた。もう1人いて「お隣に住む中村くん」と僕に紹介してくれた。
その2週間後、2月7日の早朝、ダンボール村で大規模な火災が起こり、瞬く間に約50人分のダンボール小屋が焼け、4人が亡くなった。
朝、たまパトのメンバーから連絡が入り、僕はその事を知った。何人かと連絡を取り合ううちに、ゆうこさんと相内さんが亡くなったと知り、愕然とした。
現場に着くとすごい燃え跡が広がっていたが、ゆうこさんのことしか考えられない。2人が小屋の中で一緒に亡くなったと聞き、居ても立ってもいられずその辺りへ行った。火災の現場にはロープが張られて近づけないが、2人の住んでいた付近は火元に近く、跡形もないほどに焼けていた。
近くで暮らす木村さんが火事の様子を話してくれた。聞いているうちに、僕は抑えるようにしていた思いが溢れ出し泣きじゃくっていた。木村さん自身、現場に居てとてもショックだったはずだが、
「飯田さん、ゆうこちゃんによくしてあげたじゃない。ゆうこちゃんうれしかったと思うよ。飯田さん、ゆうこちゃんの隣に住んでいた中村さんって知ってる? 中村さんはこっちの方まで火だるまになって逃げてきたの。重体で病院に運ばれたから、まだ生きている中村さんのために祈ってあげて」
と僕のほうが励ましてもらっていた。
その後、たまパトで新宿を回っているときに偶然、ゆうこさんと親しかったという男性に出会った。話をしていると、
「ゆうこが俺と一緒になりたいって言ってたんだ」
と聞かされた。
彼が言うには、アタシが体を売って働くから、とまで言っていたらしい。そんなことを言ったのかどうか、もちろん確かめようもない。しかし、この男性も体が悪く働ける状態ではなさそうだった。障害に加え病気をも抱えるゆうこさんだって仕事に就くことは難しい。一途なところのある彼女なら、そんなことも言い出しかねない気がする。振り返ると、哀しいほどに健気な人だったと思う。
彼女にはホレッぽいところもあったが、きっとそれ以上に、自分を包んでくれる優しさを求めていたのだろう。相内さんからその優しさが得られなくなったとき、懸命になって誰かの優しさを求めたのではないか。
僕は彼女の前に立つと、何だかとても優しい気持ちになれた。人の優しさを大事にし、自分の優しさを返してくれる、そんな人だった。
この後、僕はビデオカメラを手に、野宿の人たちを記録するようになっていった。
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※8/31までの予定でしたが、好評により延長しました
ホームレス問題について理解を深めてもらえるよう、「あしがらさん」とは違うアプローチで仲間とともに作った作品です。
こちらもご覧頂けたら幸いです。
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ポピュリズムという概念が、大衆迎合主義、という訳の通りならば、それらは社会の中にくすぶる不満を言語化して支持を得ようという姿勢だろう。
DaiGo氏のような意見に異議を唱える声を、広く、深く、届けたい。
ささやかだろうが、なんだろうが、抵抗をします。
8/31まで、映画「あしがらさん」の無料公開を行います。
長らくホームレス生活を送ってきた1人の男性が、生活保護を受けて地域での暮らしを取り戻す3年間を描いたドキュメンタリーです。
https://youtu.be/euXpt3bwAq8
この無料公開はメンタリスト・DaiGo氏の意見に対する、僕なりの反論です。
よろしければご覧下さい。
そして、その意義を感じて頂けたら、どうか広めてください。
反論の声を上げる一助になれば幸いです。
JUGEMテーマ:映画
映画本編の配信とともに、本作を企画した池原毅和弁護士と監督・飯田基晴のトークをライブ配信します。
トークの後半にはチャットを使った質疑応答も予定しています。ぜひこの機会にご覧ください!
【オンライン上映会ページ】
https://kipz.fun/mall/event/
【作品紹介】
近年、精神障害のある人たちのグループホームが各地にできている。だがそれに伴い、地域住民によるグループホーム開設反対の運動が生じることも増えている。
事業者が精神障害やグループホームについて説明しても反対の声は収まらず、こじれていくばかりだ。
なぜこのような反対運動が起きるのか? 住民の不安の根本にあるものはなにか?
そして、精神障害者のグループホームとは、実際にはどのようなものか?
グループホームに入居している方々の生活、インタビュー、反対運動の現場を通して、その実像を見つめる。
2021年/日本語/16:9/65分
企画:池原毅和 企画協力:三橋良子
監督・撮影・編集・ナレーション:飯田基晴
製作:NPO法人自律支援センターさぽーと
制作・販売:映像グループ ローポジション
「不安の正体」紹介ページ:https://www.lowposi.com/gh/
【配信スケジュール】
2021年8月9日(月)
11:00 本編上映開始
12:05 本編終了、5分休憩
12:10 トーク開始、チャットを使った質疑応答も予定
13:00 イベント終了
※8/16まで見逃し配信を行っています。
【トーク出演者】
池原毅和さん(弁護士/本作企画者)
飯田基晴(本作監督)
【DVDパッケージ:2021年9月発売予定】
※DVDパッケージには本編(65分)とともに、短縮版(30分)が含まれます。
●一般(個人視聴)用DVD/3,500円(税別)
このDVDは個人でご鑑賞頂くためのものです。貸出や上映はできません。
●ライブラリー・上映用DVD/15,000円(税別)
このDVDを購入した図書館、自治体、各種団体が、貸出や上映を行うことを許可致します。
完成記念キャンペーン! 8/31(火)までにご予約頂いた方は20%オフでご購入頂けます。
「不安の正体」紹介ページ:https://www.lowposi.com/gh/
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200分の長丁場を、撮影の力量も相まって、魅せてしまう力作でした。
自分の中に残り、後々まで反芻する であろうものがゴリゴリっと残っていることを感じています。
この映画の核となる山崎さんにも増して、救援連絡センターを設立し逮捕者の支援をしていた物理学者・水戸巌さんと、夫のことを語る奥さんの水戸喜代子さんのことがとても印象に残りました。
監督の代島さんも舞台挨拶で語っていましたが、この映画の主舞台となる1967年の第1次羽田闘争から、その後の新左翼の闘争、連合赤軍事件や、奇しくもシネマリンで同時公開中の「狼をさがして」の1974年の東アジア反日武装戦線の武装闘争に繋がるものを感じました。
「狼をさがして」も先週観たのですが、「反日映画」というレッテル貼りは的外れとしか言いようがありません。
昨日出た朝日新聞の記事がよかったです。
https://www.asahi.com/articles/ASP5F6TPVP5CULOB00M.html?ref=tw_asahi
今日の「君が死んだあとで」上映中にも右翼の街宣車が走っていたようで、拡声器からの音が2回ほど聴こえてきました。
騒然とした時代を描いた映画を観ながら、聴こえてくる騒音は、過去から今を呼び起こす、他では味わえない劇場体験ではありました。
ローポジションの事務所で街宣が聞こえてきたときは、文句を言いにいこうと思うほど腹が立ったのですが、劇場と映画には、アクシデントも体験とさせる力があるようで、不思議な感覚でした。
お近くで興味ある方はぜひこの2作、シネマリンでご覧ください。
第1弾として、3/13(土)『アリ地獄天国』、第2弾として、3/14(日)『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』をいずれもトークつきで配信します。今後、映像グループ ローポジション制作以外の作品も配信予定です。お楽しみに!
★ドキュ・ライブ劇場Vol.01/映画「アリ地獄天国」スペシャルトーク付きオンライン上映会★
https://streaming.zaiko.io/_item/337694
映画本編とともに、スペシャルトークをライブ配信します。スペシャルトークも、時間たっぷりの約50分!
トークゲストは、映画の舞台となった労働組合・プレカリアートユニオンの委員長・清水直子さんです。
ZAIKOのTwitterと連動したチャット機能を使って、視聴者の皆様からのご質問もお受けいたします。
劇場にお越しになれない方も、ぜひこの機会に「アリ地獄天国」をご自宅等でご覧頂き、スペシャルトークにご参加下さい!
【3月13日(土)配信スケジュール】
16:00 『アリ地獄天国』配信開始
17:38 上映終了 5分休憩
17:43 トーク開始
18:30 トーク終了
※アーカイブを3/16(火)の23:59まで視聴することができます。 チケットのご購入も3/16まで可能です。
当日ご覧頂けない方もアーカイブにてご鑑賞頂くことができます。3/17以降はご覧いただくことができません。ご注意ください。
【スペシャルトーク登壇者】清水直子さん(労働組合・プレカリアートユニオン執行委員長)×土屋トカチ監督
清水直子さん・プロフィール
1973年東京都生まれ、群馬県育ち。プレカリアートユニオン執行委員長。
96年中央大卒業後、労働問題の専門誌を経て、98年よりフリーライターに。
フリーター全般労働組合、派遣ユニオンの役員を経て、2012年4月、プレカリアートユニオンの結成に参加。
現在、執行委員長。著書に『自分らしく働きたい—だれもが自信と誇りをもって』(大日本図書・09年)、
『おしえて ぼくらが持ってる働く権利』(合同出版・08年)、『新版 知らないと損するパート&契約社員の労働法』(東洋経済新報社・05年)、『ブラック企業を許さない!立ち上がった若者から学ぶ闘い方マニュアル』(かもがわ出版・14年)ほか。
【チケット代】
1500円 (購入手数料253円が別途かかります)
チケット窓口 https://streaming.zaiko.io/_item/337694
【映画&劇場情報】
映画「アリ地獄天国」公式サイト
https://www.ari2591059.com/
★ドキュ・ライブ劇場Vol.02 映画「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」トーク付きオンライン上映会★
https://streaming.zaiko.io/_item/337641
映画「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」本編の配信とともに、出演者の青田由幸さんと監督・飯田基晴のトークをライブ配信します。トークは時間たっぷりの70分!
東日本大震災から10年となる福島のいまは? 障害ある人たちの防災や避難計画の現状は?
チャット機能を使って、視聴者の皆様からのご質問もお受けいたします。※青田さんは南相馬からのリモート出演となります
【3月14日(日)配信スケジュール】
14:00 『逃げ遅れる人々』配信開始
15:15 上映終了 5分休憩
15:20 トーク開始
16:30 トーク終了
※アーカイブを3/28(日)まで視聴することができます。 チケットのご購入も3/28まで可能です。
当日ご覧頂けない方もアーカイブにてご鑑賞頂くことができます。3/28以降はご覧いただくことができません。ご注意ください。
【トーク登壇者】
青田由幸さん(出演/NPO法人さぽーとセンターぴあ)
飯田基晴(監督/映像グループ ローポジション)
【チケット代】
1000円(購入手数料200円が別途かかります)
チケット窓口 https://streaming.zaiko.io/_item/337641
【作品紹介】
2012年/日本語/74分/16:9/ドキュメンタリー
障害があるということは、災害時には普段以上のハンディとなる。2011年3月11日の東日本大震災、未曾有の大災害の中、障害を持つ人々に何が起きたのか?福島県を中心に、被災した障害者とそこに関わる人々の証言をまとめた。
障害ゆえに、地震や津波から身を守れず、また必要な情報も得られない・・・。「ここではとても生活できない」「周囲に迷惑をかけるから」と、多くの障害者が避難をあきらめざるを得なかった。そうしたなかで避難所に入った障害者を待ち構えていたのは・・・。
更には仮設住宅へ入居しても、そこでも大変な不自由が待っていた。
原発事故により市民の姿が消えた避難区域には、取り残された障害者が不安な日々を送っていた。
大震災に翻弄される障害者と、その実態調査・支援に奔走する人々の、困難の日々。
住み慣れた土地を追われ、避難先で新たな生活を模索する時、涙とともに故郷への思いがあふれる。
マスメディアでは断片的にしか取り上げられない、被災地の障害者を取り巻くさまざまな課題や問題点が浮かび上がる。
監督:飯田基晴(「あしがらさん」「犬と猫と人間と」)
製作:東北関東大震災障害者救援本部
撮影:飯田基晴・宍戸大裕 編集・ナレーション:飯田基晴
制作:映像グループ ローポジション
作品ページ: http://www.j-il.jp/movie/
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藤川さんとは先日お会いしてぜひ作品を拝見したいと思っていたところなので、とても楽しみです。