スポンサーサイト

2023.11.28 Tuesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

映画「不安の正体 精神障害者グループホームと地域」&満員札止めOUTBACK「まだ見ぬ世界へ」公演動画の豪華2本立てオンライン上映!

2021.11.23 Tuesday

 

精神障害にまつわる新作映像の豪華2本立て上映会をオンライン配信します。

2作品の上映後はそれぞれ監督、出演者とのディスカッションも予定しています。

 

配信日:2021/12/12(日)13:30〜  12/19(日)23:59まで見逃し配信あり

オンラインチケット販売ページ:https://kipz.fun/mall/event/1321

配信鑑賞チケット:1500円


※ウィリング横浜で行われる上映会のライブ配信となります。リアル会場での上映会の参加申し込みは以下よりお願いします。
 神奈川精神医療人権センター 
https://kp-jinken.org/

【作品紹介】
『不安の正体 精神障害者グループホームと地域』
近年、精神障害のある人たちのグループホームが各地にできている。だがそれに伴い、地域住民によるグループホーム開設反対の運動が生じることも増えている。事業者が精神障害やグループホームについて説明しても反対の声は収まらず、こじれていくばかりだ。なぜこのような反対運動が起きるのか? 住民の不安の根本にあるものはなにか? そして、精神障害者のグループホームとは、実際にはどのようなものか?
グループホームに入居している方々の生活、インタビュー、反対運動の現場を通して、その実像を見つめる。

企画:池原毅和  企画協力:三橋良子
監督・撮影・編集・ナレーション:飯田基晴
製作:NPO法人自律支援センターさぽーと
制作・販売:映像グループ ローポジション
2021年/日本語/16:9/65分
「不安の正体」紹介ページ:
https://www.lowposi.com/gh/

『OUTBACKアクターズスクール第1回公演「まだ見ぬ世界へ」』
今年4月に誕生したOUTBACKアクターズスクール、約20人の受講生のほとんどは、メンタルヘルスに何らかの不調を抱えた経験のある人たちです。この半年間、自らの病の経験を語り、その原因となった感性や苦難を乗り越えてきた力を、「表現」に変えていく作業に取り組んできました。個々の物語をミックスして、新たなひとつの物語へと紡ぎあげ、出演者たちもまだ見たことのない「まだ見ぬ世界」を舞台の上で披露したいと思っています。
彼らが、精神疾患を抱えながらサバイブしてきたことで得られた強さ、逞しさ、繊細さ、生へのエネルギーに注目してください。「精神疾患を持つ人」の見方がきっと変わるはずです。
OUTBACKアクターズスクール:
https://outback-jp.com/

【配信スケジュール】
2021年12月12日(日)
13:30 第1部 映画「不安の正体」上映(65分)
        上映後に飯田監督とのディスカッション
15:15 休憩
15:30 第2部 OUTBACKアクターズスクール第1回公演
       「まだ見ぬ世界へ」の全編映像(40分)
          上映後に出演者とのディスカッション
16:50 終了予定

12/19(日)23:59まで見逃し配信あり

 

オンラインチケット販売ページ:https://kipz.fun/mall/event/1321

DVD『「ホームレス」と出会う子どもたち』基本編、9/30まで無料公開します

2021.08.22 Sunday

DVD『「ホームレス」と出会う子どもたち』基本編(30分/2009年/製作:ホームレス問題の授業づくり全国ネット)を9/30まで無料公開します。

※8/31までの予定でしたが、好評により延長しました

ホームレス問題について理解を深めてもらえるよう、「あしがらさん」とは違うアプローチで仲間とともに作った作品です。
こちらもご覧頂けたら幸いです。

https://youtu.be/g4J4sm3BkLI

 

横浜シネマリンにて「君が死んだあとで」「狼をさがして」を観ました

2021.05.15 Saturday

今日から横浜シネマリンで始まった「君が死んだあとで」を観てきました。
http://kimiga-sinda-atode.com/

 

200分の長丁場を、撮影の力量も相まって、魅せてしまう力作でした。
自分の中に残り、後々まで反芻する
であろうものがゴリゴリっと残っていることを感じています。

 

この映画の核となる山崎さんにも増して、救援連絡センターを設立し逮捕者の支援をしていた物理学者・水戸巌さんと、夫のことを語る奥さんの水戸喜代子さんのことがとても印象に残りました。

監督の代島さんも舞台挨拶で語っていましたが、この映画の主舞台となる1967年の第1次羽田闘争から、その後の新左翼の闘争、連合赤軍事件や、奇しくもシネマリンで同時公開中の「狼をさがして」の1974年の東アジア反日武装戦線の武装闘争に繋がるものを感じました。

 

「狼をさがして」も先週観たのですが、「反日映画」というレッテル貼りは的外れとしか言いようがありません。
昨日出た朝日新聞の記事がよかったです。
https://www.asahi.com/articles/ASP5F6TPVP5CULOB00M.html?ref=tw_asahi

 

今日の「君が死んだあとで」上映中にも右翼の街宣車が走っていたようで、拡声器からの音が2回ほど聴こえてきました。
騒然とした時代を描いた映画を観ながら、聴こえてくる騒音は、過去から今を呼び起こす、他では味わえない劇場体験ではありました。

ローポジションの事務所で街宣が聞こえてきたときは、文句を言いにいこうと思うほど腹が立ったのですが、劇場と映画には、アクシデントも体験とさせる力があるようで、不思議な感覚でした。

 

お近くで興味ある方はぜひこの2作、シネマリンでご覧ください。
 

【ドキュ・ライブ劇場】トーク付オンライン配信企画をスタート

2021.03.08 Monday

【ドキュ・ライブ劇場】と題した、トーク付オンライン配信企画をスタートさせます。

第1弾として、3/13(土)『アリ地獄天国』、第2弾として、3/14(日)『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』をいずれもトークつきで配信します。今後、映像グループ ローポジション制作以外の作品も配信予定です。お楽しみに!


★ドキュ・ライブ劇場Vol.01/映画「アリ地獄天国」スペシャルトーク付きオンライン上映会★
https://streaming.zaiko.io/_item/337694

映画本編とともに、スペシャルトークをライブ配信します。スペシャルトークも、時間たっぷりの約50分!
トークゲストは、映画の舞台となった労働組合・プレカリアートユニオンの委員長・清水直子さんです。
ZAIKOのTwitterと連動したチャット機能を使って、視聴者の皆様からのご質問もお受けいたします。
劇場にお越しになれない方も、ぜひこの機会に「アリ地獄天国」をご自宅等でご覧頂き、スペシャルトークにご参加下さい!

 

【3月13日(土)配信スケジュール】
16:00 『アリ地獄天国』配信開始
17:38 上映終了 5分休憩
17:43 トーク開始
18:30 トーク終了

※アーカイブを3/16(火)の23:59まで視聴することができます。 チケットのご購入も3/16まで可能です。
 当日ご覧頂けない方もアーカイブにてご鑑賞頂くことができます。3/17以降はご覧いただくことができません。ご注意ください。

 

【スペシャルトーク登壇者】清水直子さん(労働組合・プレカリアートユニオン執行委員長)×土屋トカチ監督

 

清水直子さん・プロフィール
1973年東京都生まれ、群馬県育ち。プレカリアートユニオン執行委員長。
96年中央大卒業後、労働問題の専門誌を経て、98年よりフリーライターに。
フリーター全般労働組合、派遣ユニオンの役員を経て、2012年4月、プレカリアートユニオンの結成に参加。
現在、執行委員長。著書に『自分らしく働きたい—だれもが自信と誇りをもって』(大日本図書・09年)、
『おしえて ぼくらが持ってる働く権利』(合同出版・08年)、『新版 知らないと損するパート&契約社員の労働法』(東洋経済新報社・05年)、『ブラック企業を許さない!立ち上がった若者から学ぶ闘い方マニュアル』(かもがわ出版・14年)ほか。

 

【チケット代】
1500円 (購入手数料253円が別途かかります)
チケット窓口 https://streaming.zaiko.io/_item/337694

【映画&劇場情報】
映画「アリ地獄天国」公式サイト
https://www.ari2591059.com/

 

 


★ドキュ・ライブ劇場Vol.02 映画「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」トーク付きオンライン上映会★
https://streaming.zaiko.io/_item/337641

映画「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」本編の配信とともに、出演者の青田由幸さんと監督・飯田基晴のトークをライブ配信します。トークは時間たっぷりの70分!
東日本大震災から10年となる福島のいまは? 障害ある人たちの防災や避難計画の現状は?
チャット機能を使って、視聴者の皆様からのご質問もお受けいたします。※青田さんは南相馬からのリモート出演となります

 

【3月14日(日)配信スケジュール】
14:00 『逃げ遅れる人々』配信開始
15:15 上映終了 5分休憩
15:20 トーク開始
16:30 トーク終了

 

※アーカイブを3/28(日)まで視聴することができます。 チケットのご購入も3/28まで可能です。
 当日ご覧頂けない方もアーカイブにてご鑑賞頂くことができます。3/28以降はご覧いただくことができません。ご注意ください。

 

【トーク登壇者】
青田由幸さん(出演/NPO法人さぽーとセンターぴあ)
飯田基晴(監督/映像グループ ローポジション)

 

【チケット代】
1000円(購入手数料200円が別途かかります)
チケット窓口 https://streaming.zaiko.io/_item/337641

 

【作品紹介】
2012年/日本語/74分/16:9/ドキュメンタリー

障害があるということは、災害時には普段以上のハンディとなる。2011年3月11日の東日本大震災、未曾有の大災害の中、障害を持つ人々に何が起きたのか?福島県を中心に、被災した障害者とそこに関わる人々の証言をまとめた。
障害ゆえに、地震や津波から身を守れず、また必要な情報も得られない・・・。「ここではとても生活できない」「周囲に迷惑をかけるから」と、多くの障害者が避難をあきらめざるを得なかった。そうしたなかで避難所に入った障害者を待ち構えていたのは・・・。
更には仮設住宅へ入居しても、そこでも大変な不自由が待っていた。
原発事故により市民の姿が消えた避難区域には、取り残された障害者が不安な日々を送っていた。
大震災に翻弄される障害者と、その実態調査・支援に奔走する人々の、困難の日々。
住み慣れた土地を追われ、避難先で新たな生活を模索する時、涙とともに故郷への思いがあふれる。
マスメディアでは断片的にしか取り上げられない、被災地の障害者を取り巻くさまざまな課題や問題点が浮かび上がる。

 

監督:飯田基晴(「あしがらさん」「犬と猫と人間と」)
製作:東北関東大震災障害者救援本部
撮影:飯田基晴・宍戸大裕 編集・ナレーション:飯田基晴
制作:映像グループ ローポジション
作品ページ: http://www.j-il.jp/movie/

 

『日曜日の子供たち』横浜・鶴見上映!

2019.09.17 Tuesday

堀田泰寛監督作品『日曜日の子供たち』が、11月4日(月・祝)に横浜市の鶴見公会堂で上映されます。
2年前に横浜シネマリンで開催した特集上映「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」でも上映させてもらいましたが、横浜キネマ倶楽部さんのおかげで、ついに映画の舞台である鶴見で上映されることになり、僕も感慨深いものがあります。


堀田さんからローポジションの事務所でこの作品を見せてもらってから、5年が経ちました。それ以来、この映画の不思議な魅力について考え続け、ことあるごとに堀田さんともお話させてもらってきた気がします。
2017年に作品紹介を書かせてもらい、今回の上映に向けて解説を書かせてもらいました。


この類まれな映画をぜひ多くの方にご覧頂けたら幸いです。

 

飯田基晴

 

 

『日曜日の子供たち』

 


1980年 / 日本映画 / モノクロ / 103分 /  ブルーレイ上映 
監督・撮影・編集:堀田泰寛

 

【作品紹介】
舞台は1970年代の横浜市鶴見区の東京湾に面した空地(現在の『鶴見川河口末広水際線プロムナード』付近)。周囲には工場が立ち並び、時に光化学スモッグが生じ、岸辺に汚れた海水が押し寄せる。そんなことはお構いなく、日曜日になると遊びに来る子供たち。走り、取っ組み合い、海に石を投げ、海を見つめる・・・。そんな子供たちの背後にある何かの予感。映画キャメラマン・堀田泰寛が通い続け、撮り溜めた記録は、8年をかけ、鈍く輝く抒情詩のような映画に結実した。

【解説】
この作品は、問題を告発することも、子供の成長を描くこともしない。名も知らぬ多くの子供たちが無心に遊び、ふと佇む姿から「子供」という存在のありようが生き生きと浮かび上がる。それは、観る者に自分の子供時代も含めて様々に思いを巡らす、稀有な映画体験をもたらす。子供が子供らしくいられる環境を守れているのか?堀田泰寛の眼差しは今も私たちに問いかけている。

 

 

この映画の音楽を担当したピアニストの宮沢明子さんが、本年4月23日に亡くなられました。素晴らしい演奏で、映画の子供たちに命を吹き込んでくれたことに感謝し、謹んで哀悼の意を表します。[堀田泰寛〕

 

横浜キネマ倶楽部 上映情報
https://ykc.jimdo.com/

特集上映「ハマを見つめたドキュメンタリー映画」イベント報告

2017.11.10 Friday

11/3特集上映「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」から1週間が経ちました。

遅くなりましたが当日の報告です。

 

1作目、『中華学校の子どもたち』上映には親子連れの姿もあり、中国語と日本語が混ざり合う和やかな雰囲気で始まりました。映画の中での、子どもたちの授業中のひそひそ話や茶目っ気ある仕草に笑い声もあがり、楽しんでご覧頂いていることが伝わってきました。

上映後のトークでは、監督の片岡希さんと、映画に登場する横浜山手中華学校の馬 晶先生からお話を頂きました。
 

DSCN297100.jpg

 

片岡さんは中華学校の牧歌的、家族的な雰囲気に惹かれて撮影に入り、学校や街の方々にとてもよくしてもらい、その関係はいまも続いていると話していました。
馬先生は、映画撮影後に新校舎に移転したため、映画が旧校舎の雰囲気を伝える貴重な記録であり、さまざまな世代の貴重な証言記録にもなっていること、時代とともに学校も街も変化はあるが、若い世代にも伝統文化や愛校心、コミュニティの繋がりが受け継がれていることなどを語って頂きました。

そして、映画に登場した男の子、シャオリンがサプライズゲストとして登場! 愛らしいやんちゃ坊主が明るい好青年に育った姿に客席から暖かな拍手があがりました。

 

2作目の『日曜日の子供たち』は、撮影の舞台となった鶴見区小野町の方々もいらしてくださり、満員となりました。

 

DSCN304900.jpg
 

上映後のトークでは、監督の堀田泰寛さんがこの作品に込めた思いを語ってくれました。自分の生き様がすべて投影された映画だと語る姿が印象的でした。

また長らく小野町近くの病院で医師として地域の人々を見守ってきた冨岡先生からもご挨拶を頂きました。

 

この上映に向け、地域の方々にもご協力頂いて映画に登場する子どもたちを捜していたのですが、今回は「私です!」という方にお会いすることはできませんでした。
しかし客席に当時この場所で遊んでいたという男性がいらっしゃり、その頃のことを聞かせてくれました。

上映後、地元の方々がとてもいい表情で会場を後にされたと聞きました。ともに楽しんで頂けていたら嬉しい限りです。

 

DSCN306900.jpg

 

3作目の『どっこい! 人間節 寿・自由労働者の街』上映は、補助席まで埋まる賑わいとなりました。

上映後のシンポジウムでは、片岡希さん、堀田泰寛さんに加え、映画監督の中村高寛さん、加藤彰彦さん(横浜市立大学名誉教授/前沖縄大学学長)にご登壇頂きました。
加藤彰彦さんは撮影当時、寿生活館の職員であり、撮影スタッフと街の人々の橋渡しも担っていたそうです。野本三吉というペンネームでも活躍し、寿についての著作もあります。

 

DSCN309200.jpg

加藤さんからは、完成から40年経っていま見直すと、映画に登場する人の多くはすでに亡くなっている。その一人ひとりがこの映画で遺書を記すかのように自分の思いを語っている。それがいまの僕らに語りかけてくるように伝わってきた、との感想が語られました。

 

寿で活動されている方々からの発言も含め、記録が持つ重要性、映画館という場でそれを共有できることの意義、アートプロジェクトが地域の歴史性を見据えた取り組みになっているかという問題提起など、さまざまな意見を交わし、共有することができたと感じています。

 

ご来場くださった方々、ご協力くださった方々、本当にありがとうございました!

今回の上映をきっかけに、それぞれの映画がまたさまざまな場所で観られていくことに繋がれば本当に嬉しいです。

 

 

「どっこい! 人間節 寿・自由労働者の街」について

2017.10.29 Sunday

「どっこい! 人間節 寿・自由労働者の街」、この映画の魅力をどのように伝えればいいかずっと考えていましたが、ようやく僕なりの言葉が見つかりました。

 

これは美しい映画です。

 

「バカやろう!」と怒鳴りながら、相手の哀しみを思いやる気持ち。
自らの弱さを隠すこともしない男たちの生き様。

 

各々が人間存在について語る言葉は、まるでドストエフスキーの小説を彷彿とさせます。
そんな、儚く、美しい映画です。

 

今回は、映画の舞台である寿町にもっとも近い映画館、横浜シネマリンで上映します。
支配人の八幡さんは大の映画好き。昨年寿町でこの映画を一緒に見てからというもの、会うたびに「飯田さん、『どっこい! 人間節』をうちでぜひ上映しましょうよ」と言われ続けました。
もちろん僕も同じ気持ちで、この企画を立てました。

 

シンポジウムでご登壇頂く加藤彰彦さんは、撮影当時、映画の中心場所となる寿生活館の職員であり、撮影スタッフと街の人々の橋渡しの役割も担っていたそうです。野本三吉というペンネームでも活躍し、寿についての素晴らしい著作もあります。


小川プロダクションといえば、日本のドキュメンタリー映画史に燦然と輝く存在で、前期の三里塚シリーズと後期の山形での作品が有名です。
「どっこい! 人間節」はその間に埋もれがちですが、いま、横浜から、この作品の再評価を始められたらと思っています。

 

どうか、その瞬間にお立ち会いください。

 

11/3横浜シネマリン「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」

http://cinemarine.co.jp/yokohama-documentary/

 

映画「日曜日の子供たち」に映っている方々を探しています

2017.10.17 Tuesday

(c)yasuhiro hotta

 

ドキュメンタリー映画「日曜日の子供たち」(1980年/103分 監督:堀田泰寛)は、1972(昭和47)年11月から1975(昭和50)年1月にかけて、鶴見区の小野町付近の海辺の空き地(現在の横浜市鶴見資源化センターの辺りです)にやってくる子どもや大人を撮影した映画です。特に小学生が多く映っており、その子らは現在40代後半から50代になるはずですが、お名前等は一切わかりません。

 

私たちは、11月3日(祝)に横浜シネマリンという映画館で、「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」という特集上映を企画しています。ここで「日曜日の子供たち」を上映するにあたり、ここに映る、かつての子どもたちを劇場にご招待し、一緒に映画をご鑑賞頂けたらと考えております。

 

映画のメインビジュアルに使われている上記の子どもたち以外にも、多く子どもたちが映っています。

ご確認頂けるよう、映画に映る子どもたちの顔写真をまとめありますので、昔そのあたりでカメラを向けられた覚えがある方は、ぜひお知らせ頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

連絡先:映像グループ ローポジション (担当:飯田)
    〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町4-10-1-204
    電話:045-228-7996 電話&FAX:045-228-7976 
    E-mail:low-posi@nifty.com

「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 」チラシ完成!

2017.09.13 Wednesday

11/3の特集上映「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」のチラシができあがりました。

デザインは土屋トカチです。これから宣伝を頑張ります!

 

 

11/3『中華学校の子どもたち』上映に向けて

2017.09.06 Wednesday

飯田です。このところ、11/3の特集上映「ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち」に向けた準備を進めています。

昨日は『中華学校の子どもたち』の舞台となった横浜山手中華学校へ行き、映画の中で子どもたちの担任をされていた馬 晶先生にお会いし、トークのゲストを引き受けて頂きました。

 

横浜山手中華学校は映画撮影後の2010年に新校舎が完成し、現在は石川町駅前にあります。新校舎は広々とした立派なもので、華僑の方々の長年の頑張りと学校への思いを感じました。

 

馬先生自身も横浜山手中華学校で学び、教壇に立つようになったということで、トークでは先生の子ども時代から現在に至る、学校や街・子どもたちの変化などもお話頂けたらと思っています。

 

この日は監督の片岡希さんも同行してくれたのですが、校内のあちこちで先生方と親しく挨拶を交わしていて、完成後も丁寧なお付き合いを続けている様子が感じられました。

横浜での久しぶりの上映を先生方が喜んで下さっていることも感じ、あらためて多くの方にご覧頂きたいと思いました。

 

映画に登場する子どもたちにも声をかけてくださるとのことでしたので、もしかしたら11/3当日は、大きくなった子どもたちにも会えるかもしれません!
かつての自分たちの姿を見て何を思うか、なんてことも含め、楽しみは尽きません。