6月3日(日)大阪・釜ヶ崎にて「あしがらさん」上映

2018.05.18 Friday

飯田です。大阪で映像制作をしている武田倫和さんが以下のイベントを企画してくださいました。

武田さんはドキュメンタリー映画「南京 引き裂かれた記憶」などを監督しています。
参加費無料 (投げ銭歓迎)なので、ぜひお気軽にご参加ください。

釜ヶ崎での「あしがらさん」上映、僕もとても楽しみです。

この日は会場の禁酒の館で「あじさいまつり」というイベントも開催されているそうです。

 

−以下、転送転載歓迎−

 

第2回 監督この1本!

現在活躍されているベテラン、若手の映像作家を招いて、監督が選んだ1本を上映。上映後に監督とおおいに語り合います。

 

2018年6月3日(日)  14:30開場   参加費無料 (投げ銭歓迎)

 

飯田基晴(いいだ もとはる)
1973年横浜生まれ。横浜在住。1996年より新宿でボランティアとして野宿の人々と関わる。98年よりドキュメンタリーを中心にさまざまな映像制作を行う。06年映像グループ ローポジションを立ち上げる。監督作品として、「あしがらさん」(02年)、「今日も焙煎日和」(07年)、「犬と猫と人間と」(09年)、「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」(12年)。プロデュース作品として、DVD「『ホームレス』と出会う子どもたち」(09年)、「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」(13年)、「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」(16年)。著書「犬と猫と人間と いのちをめぐる旅」(10年)。

 

<上映作品>
「あしがらさん」(2002年/73分)

 


あしがらさんは20年以上も新宿の路上で生きてきた。残飯で飢えをしのぎ、心を閉ざして誰とも付き合わない。
 あるときあしがらさんの笑顔に触れた作者は「このひとをもっと知りたい」そんな気持ちでカメラを回し始める。
ポツポツと語られる言葉に耳を傾け、二転三転する状況に寄り添う。 
撮る者と撮られる者、3年におよぶ撮影でいつしか生まれた信頼が、思いもかけない変化をもたらす。
 新たな人生を歩み出したあしがらさんの姿は、私たちに微笑みと希望を与えてくれる。
それは「人生とは?希望とは?人とのつながりとは?」と静かに問いかけているのかもしれない。

公式サイト:http://www5f.biglobe.ne.jp/~ashigara/
予告編:https://youtu.be/HpDxDto4sUA

 

<スケジュール>
14:30 開場 
15:00 上映 
16:30 監督トーク
18:00 監督を交えた懇親会

 

<会場>
NPO法人釜ヶ崎支援機構 禁酒の館(大阪市西成区萩之茶屋1丁目9-27)

 

<連絡先>
080-3037-0972 nomadic118@yahoo.co.jp

主催:ノマド・アイ/EARTH

 

<懇親会会場>
EARTH(大阪府大阪市西成区太子1-3-26)


食事は準備します 飲み物はお店に注文よろしくお願いします 
参加時に一品持ち寄っていただければありがたいです
皆さんお気軽にご参加ください

 

 

2018年3月「あしがらさん」「逃げ遅れる人々」上映会のお知らせ

2018.02.22 Thursday

飯田です。この3月は「あしがらさん」と「逃げ遅れる人々」の上映会が続けて開催され、僕も招かれることが多いです。
「あしがらさん」の撮影を始めたのは1998年ですから、今年でちょうど20年となります。
僕自身にとっても、今年はなんだか節目のような気がしています。

特に3/8の上映会の会場、氷川ホームは僕が昔働いていた施設だったりします。
ここで芹沢俊介さんとどんなお話ができるか、いまから楽しみです。

 

またこれ以外にも川崎の金程中学では、今年も2〜3月で映画上映とお話をさせてもらっています。

今年は僕だけでなくローポジションの土屋くん、常田さんにも協力してもらい、中1から中3まで合計8回伺います。

いきなりあれこれドキュメンタリーを見させられている生徒さんたちは、いったいなにを思っているんだろうと気になります。


<東京・目黒区>
「あしがらさん」上映会
2018年3月8日(木)13:30〜15:30
※上映後に飯田基晴さん(映画監督)、芹沢俊介さん(思想家)による対談
場所:社会福祉法人愛隣会 氷川ホーム 3階ホール(目黒区大橋二丁目19番38号)
参加:無料(定員40名)
主催/申込:社会福祉法人愛隣会 地域交流スペース「ここからカフェ」
     TEL/FAX :03-3466-2536 (平井)
     airinkai2015@dune.ocn.ne.jp

 

<東京・新宿区>
「あしがらさん」上映会
2018年3月18日(日)14:00 - 16:45(受付13:15から)
※上映後に後藤浩二さん(スープの会)のトークあり
場所:新宿区戸塚地域センター(新宿区高田馬場2丁目18番1号、高田馬場駅から徒歩2分)
参加費:一般700円|学生および収入のない方500円|自己申告制
問合せ先:NPO法人スキルボート(千野)
     skillboat.waseda@gmail.com
     080-5034-3904(お電話の場合は19:00-23:00にお願いします)


<神奈川県・川崎市>
かわさきボランティアタウンフェスタ
「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」上映
※上映後に飯田基晴さん(映画監督)によるトークあり
日時:3月4日(日)AM10時〜 会場:川崎市総合自治会館 入場無料
http://www.csw-kawasaki.or.jp/contents/hp0116/index00520000.html


<東京・練馬区>
第7回江古田映画祭 3.11福島を忘れない 
「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」上映
2/26(月)17:00〜、3/2(金)19:00〜、3/7(水)13:00〜。
※3/7は上映後に飯田基晴さん(映画監督)によるトークあり
https://www.facebook.com/ekodaeigasai/

3週連続での授業

2017.02.02 Thursday

飯田です。

明日から3週連続で川崎の中学校で1年生を対象に授業をします。

 

1回目のテーマは捨てられた犬や猫について
2回目は被災した障害ある人たちについて
3回目はホームレス状態の人たちについて

 

このように題材を変えて連続で授業をするのは、僕も初めてのことです。

明日のテーマは最近よく授業をする機会があった犬猫のことですが、毎回反省点もあり、そのたびに内容を見直しています。

 

今回の学校の生徒さんたちは、12月に川崎市動物愛護センターの職員さんによる授業を受け、基本的なことはわかっているので、いつもより踏み込んだ話をしようと思っています。

この3回の授業で、生徒さんたちが社会の課題を知り、「いのち・生きる」ということについて、自分の頭であらためて考えてもらえたらと思っています。

 

上映会でのトークに比べると、授業や講演は話の比重が大きいので、けっこう緊張したりもします。
今週はけっこうプレッシャーを感じていました・・・。

とはいえ本番で緊張してもいいことはないですし、ようやく開き直って楽しみになってきました。

 

明日も晴れますように。

12/25(日)川崎市高津市民館DVD『「ホームレス」と出会う子どもたち』上映と講演

2016.12.22 Thursday

飯田です。今週の土曜日に川崎の高津市民館で、DVD『「ホームレス」と出会う子どもたち』上映と講演を行います。無料なので、もしご興味ある方がいましたらぜひ。人数的には余裕があるようなので当日参加でも大丈夫です。
http://www.city.kawasaki.jp/takatsu/cmsfiles/contents/0000026/26506/takatsu_shiminkan_dayori_244.pdf

あしがらさんのこと

2016.07.05 Tuesday

映画「あしがらさん」の主役である、あしがらさんこと神保さんが、6月26日にお亡くなりになりました。

昭和7年の生まれと聞いていましたので、83歳にはなっていたと思います。


昨年2月にスープの会のグループホームから、新宿区内の特別養護老人ホームに移られていました。

今年に入ってご兄弟と連絡がついて、面会にいらしたそうです。
神保さんもひと目でご兄弟のことがわかり、驚き、喜んでいたと聞きました。

亡くなる前にご兄弟にお会いできて本当によかったと思います。

 

僕が神保さんに初めて会ったのは1996年でしたので、今年でちょうど20年となります。
今月のローポジション10周年記念の上映イベントでは「あしがらさん」も上映します。
追悼上映のようになってしまい、とても複雑な心境です。

 

映画を観てくれた方からはいつも、「あしがらさんはいまどうしていますか?」と聞かれます。

あの過酷な暮らしを経たうえで、よく長生きされたと思います。

 

僕は神保さんとのかかわりを通じて、多くのことを学びました。

映画を通じて、それを多くの方と共有させて頂きました。
お会いできたことにあらためて感謝し、ご冥福をお祈りします。

 

                        飯田基晴

 

 

 


 

息子の姿を3分の作品にまとめました

2016.03.29 Tuesday

飯田です。息子の姿を3分の作品にして、ムービーコンテストに出品しました。
親バカみたいで恥ずかしいですが、よろしければご覧ください。



はじめは違う題材を撮って出すつもりだったのですが、
息子が大好きな幼稚園で過ごす姿を記録できてよかったと思っています。
観た方が自分の幼年期に思いを馳せてもらえたら、なんて思ったりもしています。


ちなみに、このコンテストは気に入った作品を投票できるようになっています。
もしも気に入って頂けたりしましたら、ついでに投票頂けると、
カメラがグレードアップできるかもしれません(笑)。
投票ページは以下で、4/10までです。
フジヤエービックFacebookページ

http://bit.ly/1V8gR0M

「和力」上映会のご案内

2016.02.26 Friday

近くなりましたのであらためてのご案内です。
昨年完成させたDVD「和力」の上映会が、3月19日(土)に東京の日比谷で行われます。
続いて4月16日(土)には金沢でも上映会が行われます。
迫力ある和力の映像を大画面で観る貴重な機会です。
きっとどなたも楽しんで頂けると思いますのでぜひ!


<「和力」映画上映会 in 日比谷>

日 時/2016年3月19日(土)
    開場:午後1時 上映:午後1時30分
    上映後トークショー(飯田基晴監督&加藤木 朗)
場 所/日比谷コンベンションホール
    [日比谷図書文化館 地下]千代田区日比谷公園1番4号
料 金/1,000円
内 容/上映内容:第一部和力舞台公演(70分)
         第二部ドキュメント加藤木朗と和力(35分)
    上映後 飯田基晴監督&加藤木 朗トークショー
     舞台に対する加藤木 朗のおもいと芸能に対する姿勢、
     映像を監督・編集された飯田監督に、
     和力の撮影で何を感じたかなどを語り合ってもらいます。
チケットお申込/WARIKI松戸事務所
    E-mail wariki@hotmail.co.jp FAX.047-364-3059
    ※ご希望枚数、ご氏名、ご住所を必ずご明記の上、お申込ください。
主 催/WARIKI松戸事務所



<「和力」映画上映会 in 金沢>

日 時/2016年4月16日(土)
    開場:午後3時30分 上映:午後4時
場 所/おばんざい&カラオケの店 シャマロン
    金沢市東山3-4-15 TEL.076-251-2018
料 金/1,500円(ワンドリンク付き)
内 容/上映時間105分 上映会終了予定 午後5時50分
    上映終了後 加藤木 朗挨拶・サイン会
    ※既にお持ちの和力DVDをご持参ください
     和力DVDをお持ちでない方は、シャマロンにて感謝価格3,000円で購入できます!
主 催/WARIKI金沢事務所
問合せ/E-mail kanazawa@wariki.jp TEL.090-8262-1585


 

ビデオSALON12月号に現在製作中の、映画の音声ガイドについての映画について書きました。

2015.11.20 Friday

飯田です。
雑誌、ビデオSALONでドキュメンタリー映画についての連載をはじめて1年が過ぎました。
モノクロ2ページ、およそ2500字ほどの原稿を書くのに、毎回本当に四苦八苦しています。
何日も筆が進まないと思わず止めたくなることもありますが、その時々の自分の経験や考えを整理させてもらう、貴重な機会にもなっています。
本日発売の12月号では、この間僕が取り組んでいる、映画の音声ガイドについての映画について書かせてもらいました。
今回は音声ガイドとはなにか、といった内容で、次号ではもう少し突っ込んだ実体験に触れる予定です。
よろしければ書店にお立ち寄りの際にご覧ください。

音声ガイド初挑戦を終えて

2015.10.07 Wednesday

日曜日のジャック&ベティでの「“記憶”と生きる」音声ガイドつき上映は、おかげさまでガイド用のラジオが全部貸し出される盛況でした。
 

ガイドづくり初挑戦は、とても大変ではありました。
いきなり3時間35分の映画は少々無謀でしたが、事前に練習会として、ヨコハマらいぶシネマの皆さんに丸二日間お付き合い頂き、徹底的にアドバイスを頂いたおかげでなんとか務めることができました。
ハマらいぶは凄い!とあらためて思い知りました。

やはり実際にやってみることで分かること、気づくことが沢山ありました。
そして、作品に対する愛着がとても深まりました。
ハマらいぶ代表の鳥居さんが、「ガイドした作品は、オレの作品って気持ちになります」と話していましたが、そこまでいかなくとも、映画に登場するハルモニたちがなんだかもう他人ではないというか、ひとりひとりの存在感がひしひしと蘇ってきます。

 

ジャック&ベティでの上映はまだ続きます。
他の地域でも上映があります。
http://www.doi-toshikuni.net/j/kioku/#c2
大切なメッセージの込められた作品です。
ぜひご覧頂けたら幸いです。

映画『"記憶"と生きる』10/4音声ガイド付き上映にあたって

2015.09.30 Wednesday

飯田です。
10月3日(土)より横浜シネマ・ジャック&ベティで土井敏邦さんの映画『"記憶"と生きる』が上映されます。
http://www.jackandbetty.net/cinema/detail/717/

10月4日(日)には、横浜ライブシネマによる音声ガイド付き上映があるのですが、今回、音声ガイドを担当させてもらうことにしました。
初挑戦です!


現在、ヨコハマらいぶシネマの活動を中心に、映画の音声ガイドについてのドキュメンタリー映画を製作しています。
取材者でありながら今回音声ガイドづくりをやらせてもらうのには、僕のなかで理由がふたつあります。


ひとつには、ハマらいぶの撮影を続ける中で、代表の鳥居さんから音声ガイドづくりを勧められていたことです。実際にガイドづくりを体験することで見ているだけではわからない発見があるのではと期待しています。

もうひとつの理由は、この作品を自分自身でしっかりと受け止めたいと思ったからです。
僕は劇場でこの「"記憶"と生きる」を観て、完全に圧倒されました。
受け止めたいと心から思うのに、その重みを受け止めきれない自分がいた、というのが正直な実感です。
だから今回音声ガイドづくりを通じて、じっくり向き合う時間が持てることに感謝しています。
この作品は「慰安婦」とされた女性たちの証言が中心ですが、「記憶」の重みとともに「記録」という行為の意義を問うています。


ご存知のように、いまの日本で「慰安婦問題」は、その事実の有無が問われています。
「従軍慰安婦は事実ではない」という人たちは、その存在が旧日本軍の記録に残っていないと主張します。
では、慰安婦とされた彼女たちは、いったい何に苦しめられているのでしょうか?


世に残る「記録」の多くは、権力者や勝者のフィルターが色濃く反映されています。
ドキュメンタリー映画とは、それに贖う手段のひとつだと僕は信じています。


かつて「慰安婦」とされたおばあさん(ハルモニ)それぞれの証言とともに、共同生活を送るナヌムの家の日常を描く、この痛切な記録映像は、書類の有無など吹き飛ばす、残酷なまでのリアリティを私たちに突き付けます。
それは、真実とするには、あまりにも辛い傷です。
でも、その傷を抱えながら立ち上がったハルモニたちの人間性は、並みのフィクションでは到底描くことができぬほど奥深い、真実のみが持ちうる「力」があります。


この映画の撮影は、約20年前です。すでに彼女たちはこの世にいません。
しかし、この映画は、いま、私たちが観るために作られたものです。


この作品は、彼女たちの「生きた証」であり、メッセージです。
戦後70年、政治的にも大きな岐路に立つ、いまの日本でこそ観られるべき作品です。
3時間35分という長尺は、おそらくこの重みと力を感じるに過不足ない時間です。


ついつい、長くなってしまいました。
一言で言いなおします。


この作品は「人間」というものを深く深く照らし出す映画です。

そしてハマらいぶの音声ガイド上映の魅力のひとつに、上映後のお茶会(もしくは食事会)があります。
きっと監督の土井さんもここにお付き合いしてくれるのでは?と期待しています。
この映画の舞台である「ナヌムの家」とは、「分かち合いの家」という意味だそうです。ひとりで抱えて帰るには重い題材だからこそ、ともに映画を語り合い、分かち合うことで、息がつける感覚もあるでしょう。


多くの方とこの映画を分かち合う時間を持てたらと願いつつ、現在音声ガイドづくりに励んでおります。ぜひ足を運んで頂けたら幸いです。